1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
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中之島冬景

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 初春ということで、少し暖かくなりましたが…
 まだまだ寒い日が続くようです。

 中之島の冬景です。

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# by suzu02tadao | 2018-01-17 19:05 | Comments(0)

亀鳴く・・・春

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 この古伊万里の皿は、「骨董病」になりたての頃にモダンな図柄に惹かれて手に入れたものです。
 当初は普通に亀の甲羅を象った「亀甲文様」の皿だと思っていました…

 ところが、通常はこの皿のような幾何学文様の図柄は、だいたい大きさなどが揃っているのが普通なのですが、この皿はそれぞれがバラバラの大きさに描かれているので、変だな?と思いながら眺めていました…

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 そして、ある時、この皿は「亀甲文様」の皿と言うよりは、皿そのものを亀に見立てた意匠だということに、ハタと気付いたのでした。
 そういえば、三田青磁には有名な亀の型物の皿がありましたね…

 亀は古来より「長寿吉兆」の象徴として縁起の良い動物とされていますが、その中でも、甲羅にたくさん生えた藻が尾のように伸びている「蓑亀」は特に珍重されていて、お正月などには縁起物としてよく見かけます…
 この皿はその「蓑亀」に見立てているようです。

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 実際に四天王寺の亀池に行って確認すると、生きている亀の甲羅の模様の大きさなどはそれぞれ違っていてバラバラでした…

 「蓑亀」に見立てたこの皿を見ていると、
 「亀鳴く」という言葉を思い出します…
 「春ののどかな昼、あるいは朧の夜に亀の鳴く声が聞こえるような気がする」という意味で、亀は実際には鳴きませんが、俳句の季語として親しまれています。

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 ところで、この皿の高台内側には「大明成化年製」という銘が書かれています。
 この銘は古伊万里ファンにはお馴染みのもので、最高峰とされていた中国明代成化年間に景徳鎮で製造された磁器にちなんでいます。
 今日の感覚からすれば…「なんだ、模造品ではないか」と言う人もいて、もちろん、そういう目的でつくられたものも中にはあるようですが、その当時の製作者からすれば、ひとつの目標でもあり、また高品質の証のようなもので、図柄の一つといった認識だったようです。

 元々古代中国で亀を「長寿吉兆」の象徴としたのが日本に伝わったことを想うと、こういった銘にも趣きを感じます…

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# by suzu02tadao | 2018-01-15 07:00 | Comments(0)

泉尾商店街

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 大正にある泉尾(イズオ)商店街です。

 通りの真ん中が自転車置場になってるこの辺りには、かつて大正11年に開設された泉尾公設市場もあって、今はスーパーになっていますが、この辺りが商店街では最も賑わっている場所です。
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 泉尾商店街は以前に取上げた三泉市場に続いてありますが、こちらは20年前と変わらない賑わいをみせています。
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 泉尾商店街は、大阪環状線と地下鉄の大正駅から1キロ以上離れた場所にあって、決して交通の便がいいわけではないのですが、近くには区役所などの公共施設もあって、この界隈が大正区の中心になっているのです。
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 昭和レトロと「今」が不思議と溶けあっている商店街です…
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# by suzu02tadao | 2018-01-13 07:00 | 大正Kai-Wai | Comments(0)

松竹座レヴュー「開国文化」

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 しつこいようですが、これも1929(昭和4)年の5月16日よりの公演、前回の松竹館の隣にあった浅草松竹座のパンフレットです。

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 緑の日輪の栄光の、わが五月への飛躍大飛躍!即ち、鮮烈なる初夏の感覚に展開さるるはわれらが年中行事たる松竹座レヴュー中の圧巻「開国文化」全七景の荘厳華麗なり。

 大阪朝日新聞五十周年記念レヴュー「開国文化」全七景(南蛮船渡来・長崎蘭館の桜・五十年後の世界・渡米使節の行列・米人の歓迎踊・日本の印象・昭和時代)とありますが、この中では「五十年後の世界」の内容が、同年に公開された映画『メトロポリス』を彷彿とさせます。

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 五十年後の世界の縮図をご覧にいれます。蒼穹を画する無数の巨大ビルディングが聳立しています。その魔天閤の渓谷を旅客飛行機が燕の如く軽快に飄颺として旋回している大都会です。極度に発達した近代科学の生産になるさまざまの素晴らしい機械の群、高層建築物の群、或は人造人間の群等々が、怪奇にして立体的なるメロディーにつれて乱舞する尖鋭にして明快なる未来の踊りです。


 参考までに、松竹座レヴューの企画会議の様子については、雑誌『上方』第四号(昭和6年4月1日発行)の中で、食満南北が次のように書いています。
 (以下抜粋)

 ウイスキーを飲んでいる千葉君(※千葉吉造
 レモンティーを取りよせる江川君(※江川幸一
 ハムライスをパクつく山田君(※山田伸吉
 スリーキャッスルを捲いている大森君(※大森正男
 (略)
 「いいでしょう」
 去年、その去年の「春のおどり」のすべてのものを参考として前へおいた大森君が賛同する。
 「江川さん、何か新しい案はありませんか?」
 「最近のフランスの雑誌からヒントを得た舞台面があるのですが、あれを一つつかって見たいですな」
 「これだっか」
 山田君は前の雑誌をひろげる、
 「おもろいな、この場面にこないだ試写で見た奴をつかいまひょいな」

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 そして…
 フランスの女性歌手が出演するなど、国際色豊かで華やかな当時の世相を物語るかのような「昭和時代」でフィナーレを迎えます。

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 階段、壁面、動くカーテン、線、色、響。それらが渾然と融和して、最も近代的なるリズムとテンポとを創造するのです。松竹座独特の新趣向です。踊子総員が数種の奇抜なカーテンから現れて、溌溂たる綺羅眩艶の大群叢舞踊をもって昭和時代を盛飾謳歌するのです。錦上更に花を添えるものに、フランスの名歌手ドフランヌ嬢があって、喉龍玉を転ずるが如き美声で「春の唄」を歌います。唄につれて五彩の紙雨翩々として吹き散るなかに乱舞跳躍、絢爛たる総踊の裡に、緞帳が下りてゆきます。

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 このレヴュー「開国文化」は、松竹座の東京進出の拠点として前年の昭和3年8月にオープンした浅草松竹座の公演ですが、もともとは第4回「春のおどり」の演目でした。

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# by suzu02tadao | 2018-01-10 07:00 | Comments(0)

松竹ニュース・1929年

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 前回に続いて…
 1929(昭和4)年の新春1月10日発行、浅草松竹館の「松竹ニュース(3)」です。

 なかなかポップなデザインの表紙がステキなこの号では、松竹蒲田撮影所で活躍した牛原虚彦監督、鈴木傳明主演の青春映画『陸の王者』と小石栄一監督、林長次郎(後の長谷川一夫)主演の『人形武士』が紹介されていますが、裏表紙には片岡千恵蔵後援会の会員募集の広告が載っていました。

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 続いて…
 次号1月15日発行「松竹ニュース(4)」の表紙が、これまたポップで斬新な構成主義風の和洋折衷コラージュになっていて…
 いいんです!!
 「松竹ニュース」は後に「松竹館ニュース」になりますが、浅草松竹館にも抜群のセンスを持ったデザイナーがいたようです。

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 前号で後援会の会員募集をしていた片岡千恵蔵は、前年にマキノ・プロダクションを退社して新たに自身のプロダクションを創立していましたが、この号の冒頭に「御ひいきの皆様へ」を載せています。
(以下抜粋)

 松竹館と提携成って約七ヶ月、其の間七本の作品を出しまして只今ここに続万花地獄第二篇を公開します。申すまでもなくプロダクションをして一番の難関は何と云っても配給機関の確立でありまして、其の点に就ては可成り悪戦苦闘を閲して参りましたがお陰で松竹館と云う大背景を得まして、配給等に就いて何等の顧慮なく作に精進する事が出来ますのは非常な多幸と云わねばなりません、従って毎月一本強の作品を発表し得る事は、偏にファン諸兄姉及松竹館の御後援の賜と常に満腔の感銘に浸って居ります。

 この片岡千恵蔵主演『続万花地獄 第二篇』の他には阪東妻三郎主演『喧嘩安兵衛』が紹介されていて、また次週公開及び近日公開として次の映画が紹介されていました。

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 松竹座が洋画やレヴューの劇場であったのに対して、松竹館は日本映画の上映館でした。
 この当時の日本映画は次々と新しい動きがあった変革期で、また松竹館のあった浅草公園六区は関東大震災での崩壊から復興して最盛期を迎えていました。

 『主婦の友』昭和7年9月号付録絵葉書「浅草公園六区」では、次のように解説しています。

 この繁華の地も、明治初年までは水田になっていました。明治十九年に埋立てて公園の第六区とし、それまで観音堂の背後にあった見世物小屋を、全部ここに移しました。今日の六区は、俗に映画街といわれている通り、殆ど映画館全盛の状態で、土曜日曜祭日などは、身動きもできないほどの人出に賑います。

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 この絵葉書の向って右側に富士館が見えていますが、そこから帝国館と続き、その奥にあるのが松竹館と思われます。

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# by suzu02tadao | 2018-01-07 07:00 | Comments(0)