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伊吹山(1) 近江長岡毎年6月上旬には「天の川ほたるまつり」が行われており、この近辺が一つの鑑賞スポットになっているようです。 『東海道線 車窓展望』名古屋鉄道局編(昭和11年刊)より <柏原に行くと偉大なる伊吹山が右窓に押し掛つて来る様に近くなる、此山は名古屋辺から、幾度か其半円形の山容を車窓の左右に現はして、旅客の眼を楽しませたものだが、今は其真下を汽車が走るので、全容をさらけ出して目前に峙つことゝなつたのである、海抜四三〇〇尺、江濃の境に聳え、江州第一の高山である。~ 長岡からは尚伊吹山を右窓に眺め、左窓梓、河内の山丘を見つゝ醒ヶ井に行く、~> 『汽車の窓から』谷口梨花著(大正8年刊)より 「青春18きっぷ」を使って、名古屋から米原辺りまで普通列車で行くと、今でも上記にあるとおりの大正時代とまったく同様の伊吹山の車窓風景を楽しむことができる。 新幹線の車窓からも伊吹山は間近に見えるが、やはり車窓風景をゆっくりと楽しむのには鈍行列車が一番ですね・・・。 東海道線の柏原-近江長岡間は、伊吹山をバックにした鉄道写真の撮影名所で、また大阪住友セメント伊吹工場専用線の廃線跡もあります。 これは三島池から望む伊吹山 【参考写真】Wikipedia より 伊吹山の姿が水面に写し出される「逆さ伊吹」を見るには、やはり冬がいいようです。 下の地図は『東海道線 車窓展望』名古屋鉄道局編(昭和11年刊)のものですが、③が伊吹山です。
by suzu02tadao
| 2013-09-05 14:00
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