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不忍池・今昔 〔平和記念東京博覧会〕これは、堀口捨己が設計した平和記念東京博覧会のパビリオン、「林業・鉱山館」です。 今見ても、モダンですね… 背景の右端にほんの少し見えているのが岩崎邸で、そこから左側に続く小高い丘の所は、湯島天神と思われます。 以前にも、1922(大正11)年に開催された平和記念東京博覧会は取り上げていて、その後も、絵葉書を古書市等で見つけると購入していたのですが、たまにそれらを眺めていると、なかなか面白いことに気づきました… 手前にあるのは、弁天堂(現在の八角形のお堂になったのは戦後)ですが、向こう側の池之端の辺りに、黒煙をはく煙突が見えています。 この煙突は下図の絵葉書でも見られますが、その当時、何かの工場があったのでしょうか…? 以前に取り上げた「交通・航空館」のところを拡大してみても、やはり、岩崎邸が背後に見えていました。(旧岩崎邸写真参照) 次は、桟橋の上から見た「動力・機械館」。同様に堀口捨己が設計したものです。 桟橋の上を行き交う人々の服装から当時の風俗が伺えます。 よく見ると、画面中央の「動力・機械館」の上空に、博覧会の呼び物であった水上飛行機のようなものが幻のように飛んでいます… 水上飛行機は、実際には空を飛べなっかったようですが? 豪華な夜のイルミネーションも呼び物の一つだったようです… 花火は後で描き加えたもののようですが…(-_-;) 参考までに、当時の会場図(第二会場)と現在の地図を、不忍池を中心にあげておきます。 こちらは、会場全体図と現在の上野公園周辺の地図ですが、比べてみると驚いたことに、道路の位置なども当時からほとんど変わってないことが分かります! 【参考】不忍池(2009年7月) 【参考】旧岩崎邸(ジョサイア・コンドル設計) やっぱり…似てます!(ビバリーヒルズ・ホテル )
by suzu02tadao
| 2015-07-01 14:45
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