1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
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谷岡記念館 <生きた建築 -3>

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 玄関周りのエメラルド・グリーンのタイルがオッシャレーですね!

 こんな素敵なモダン建築が、なんと大阪は河内のど真ん中にあったなんて…
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 1935(昭和10)年の建造物である旧校舎を移転・復元した大阪商業大学のシンボルともいえる谷岡記念館です。
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 玄関横の説明プレ-トには次のように記されています。

 設計は早稲田大学清水先生と福田兵次郎氏、施工は大坂城天守閣を設計した浪江悌夫氏が担当しました。
 従来の学校建築とは違う意匠を取り入れたモダニズム建造物であって、外観は上層部をアーチ形の窓とし、側面ではその背を高め、上に小さな円窓をあけています。
 開口15間・奥行25間の規模で、表玄関を大理石造りとし、南正面に一部5階となる塔屋を設けて時計台とし、この部分に階段を置き、正面の中核を構成しています。

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 内部は3階と4階を吹き抜きとした1500名収容の講堂を設け、各階の廊下と階段は一間半の幅をとり、ホールも広くつくられています。
 これは非常時に生徒が4列で昇降できるようにとの配慮によるものです。

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 建物は現在、商業史博物館などに利用され、一般に公開されています。
 外観及び内部の意匠にすぐれ、「造形の規範となる」ことから、平成12年10月に国の登録文化財となりました。

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 河内音頭が有名で、船場に比べるとモダニズムとは縁の薄いイメージがあるこの地域ではありますが、近鉄沿線のすぐ近くには国の登録文化財の 樟蔭学園記念館などもあり、また五郎丸選手によってにわかにブームになっているラグビーの聖地、花園ラグビー場も昭和4年に日本最初のラグビー専用グラウンドとして開場したものです。

 この建物の前に立つと、かつて「河内モダニズム」といえるものがあったのではないか…と思えるのでした。

 そこで、次回は谷岡記念館で展覧会が開催中の北野恒富についてふれてみたいと思います。
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by suzu02tadao | 2015-11-19 14:50 | Comments(0)
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