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1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
by 大阪モダン
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えちぜん紀行 <レトロ駅舎 -2>

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 夜の帳が下りる頃…
 ローカル線の駅舎はまた別の表情を見せます。

 前回に続いて、えちぜん鉄道勝山永平寺線のレトロ駅舎巡り…

 山王駅は平日の朝の時間帯だけが有人駅で、それ以外は無人駅になります。

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 駅舎がいつ建てられたのかは不明で、昼間はどこにでもあるような普通のローカル駅にしか見えなかったのですが…
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 どこかロマンチックで…

 なかなか雰囲気がありますね。
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 勝山駅は、勝山永平寺線の終着駅で、登録有形文化財の駅舎は大正3(1914)年の開業以来のものです。

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 駅舎の中にはレトロなインテリアを活かしたカフェがあるのですが、私が訪れた時はお正月という事もあって、残念ながら閉まっていました。

 開業当時使用されていた「テキ6形電気機関車」が動態保存されていました。
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 最近では恐竜博物館があることで有名な勝山ですが、昔から繊維の町として栄えてきたそうです。

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 はたや記念館「ゆめおーれ勝山」は、明治時代から、布を織る工場である、はたや(機屋)として操業していた建物を保存・活用したものです。
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 内部では昭和時代そのままの織物機械が動いていました。
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 勝山永平寺線の名前の通り、この路線の中で勝山駅と共に中心になるのが永平寺口駅です。
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 現在の駅舎は、洋風の旧駅舎のイメージを採り入れて、新たに建てられたものですが、レールを隔てた反対側には開業時に建てられた旧駅舎があって、地域交流館として使用されています。
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 駅前広場には、旧駅舎同様に登録有形文化財に登録されている旧京都電燈古市変電所があります。
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 かつて永平寺駅と当駅、そして金津駅とを結んでいた京福電気鉄道永平寺線の跡地は、遊歩道に整備されています。
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【参考】
 昭和9年発行「全国旅行案内地図」より
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by suzu02tadao | 2017-01-10 11:10
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