1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
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<   2012年 12月 ( 10 )   > この月の画像一覧

裝釘 熊谷守一

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◇『布袋とヴィーナス』長與善郎(昭和22年刊)
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 もともと、紙ものがきっかけで古書市に通い始めた私は、本の表紙や裝釘が気にいって買うことも多い。

 これは先日、今年最後の「たにまち月いち古書即売会」で購入したもので、中に線引きやシミがあるため、均一本と同等の値段で手に入れることができたが、ご覧のとおり外側はきれいであり、ちょっとしたインテリア・グッズとしても楽しめるのがうれしい。

 矢野書房は、この本のようにちょっと難のある本を、格安で販売していることがあり、私は過去にも、『六白金星』織田作之助(裝釘:鍋井克之)や『暴力団記』村山知義(裝釘:恩地孝四郎)など、やはりインテリア・グッズとしても楽しめる本を相場の3分の1程度の値段で入手している。

 熊谷守一(1880-1977)は、この本の裝釘の絵と同じように、身近な草花や小さな虫たち、猫、鳥などを、描いた作品が多いが、晩年になってから広くその名を知られるようになったこともあり、日本の近代美術を切り拓いた一人である青木繁(1882-1911)と、東京美術学校では同窓であった…というか青木より年上であったという事実は、誰もが意外な印象を受けるだろう・・・。
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by suzu02tadao | 2012-12-30 00:18 | Comments(0)

「草加宿」

◇草加市立歴史民俗資料館(旧草加小学校西校舎)
  【1926(大正15)年】登録有形文化財
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 さて、前回に続いて、『おくのほそ道』をなぞりながらの道中だが、旧日光街道では千住宿に続く二番目の宿場町であった草加宿は、『おくのほそ道』では最初の宿泊地になっており、芭蕉像も建っている。
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 出発地の千住宿で時間をつぶしてしまった私だが、次の草加宿でも、なにげなく訪れた「草加市立歴史民俗資料館」は、埼玉県初の鉄筋コンクリート造のモダン建築らしく、とても魅力のある施設だったので、はたまた時間を費やしてしまったのだった。
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 二階に上がる階段の壁には、なぜか宝井其角の句が…。
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 草加の町角で・・・
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 次の越谷宿の街道筋にもレトロ・モダン?な建物が多い。
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by suzu02tadao | 2012-12-25 12:22 | Comments(0)

「千住宿」

◇お化け煙突(『東京の散歩道』より)
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 以前、東京にいた頃、芭蕉の『おくのほそ道』の旅をなぞりながら、朝早く、北千住を出発して春日部宿をめざして、旧日光街道を歩いてみたことがあったが、結局は、東武伊勢崎線の北越谷駅の辺りで日が暮れてしまったのだった。
 『おくのほそ道』では、草加宿で一泊したことになっているが、実際は、千住宿からの一泊目は春日部宿であったようで、昔の人の健脚ぶりを改めて実感したものである。

◇千住大橋の近くにある「矢立初の芭蕉像」
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 もっとも、私にとっては出発点である北千住がとても魅力的な町で、かつてあった「お化け煙突」を偲びながら、古くから「やっちゃ場」として栄えた面影や今も残るレトロな建物などを眺めつつ、町の中をあちこちと寄り道をしながらの道中だったので、無理もないのだが・・・。
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◇千住郵便局電話事務室【1929(昭和4)年】設計:山田守
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 途中で、ちょっと気になる飲食店を見つけるのも町歩きの楽しみのひとつ…。
 この味わいのある喫茶店のコーヒーはなかなか美味かったのだった。
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by suzu02tadao | 2012-12-22 19:00 | Comments(0)

幻住庵 ~ 義仲寺

◇幻住庵
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 松尾芭蕉は、『おくのほそ道』の旅を終えた翌年の元禄3(1690)年3月頃から、膳所の義仲寺「無名庵」に滞在していたが、門人の菅沼曲水の勧めで約4ヶ月間、国分山に続く坂道の中腹にある幻住庵に隠棲した。
 この地の美景と気候を気に入った芭蕉は、「石山の奥、岩間のうしろに山あり、国分山といふ」で始まる、『おくのほそ道』と並ぶ俳文の傑作とされる『幻住庵記』をここで著した。
 庵の近くには、芭蕉が水を汲んで自炊をしていた「とくとくの清水」が、今もこんこんと湧き出て、往時をしのばせている。

◇幻住庵より琵琶湖方面を臨む
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◇「とくとくの清水」の辺り
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 幻住庵や義仲寺のある大津は昔から交通の要衝の地であった。
 生涯を旅に生きた芭蕉だが、大津で詠んだ俳句は八十九句もあり、これは芭蕉全発句の一割に当たる数であるという。
 さて、旧東海道に面した膳所の義仲寺。ここに芭蕉の墓が、木曽義仲の墓と隣り合わせに残る。

◇芭蕉翁墓(義仲寺)
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 「翁堂」(義仲寺)は、芭蕉翁座像が安置されてる江戸時代のものだが、シンプルでモダンな建物である。
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 以前に近江八幡の美しい町並みを紹介したが、シンプルでモダンな伝統的な建物は、伊勢神宮や桂離宮などの特別な場所へ行かなくても、日本のいたるところで見ることができる。

 交通の要衝の地であり、また京都の玄関口として栄えた大津の町では、あちらこちらでレトロな風景に出会う・・・。
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by suzu02tadao | 2012-12-19 12:30 | Comments(0)

芭蕉終焉の地

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 前々回に当ブログでとりあげた「船場センタービル」のすぐ近くに「芭蕉終焉の地」があることを思い出した。
 松尾芭蕉は旅先の大阪・南久太郎町の花屋仁右衛門の裏座敷で51歳で客死しているが、そこは現在、御堂筋の緑地帯であり、「芭蕉終焉の地」の碑が建っている。
 この碑の西側にある南御堂の境内には最終吟である「旅に病で夢は枯野をかけ廻る」の句碑がある。

◇「芭蕉終焉の地」碑より南方向を臨む。
 右側に見えるのが南御堂、その先に「いいビル20選」のひとつ「御堂筋ダイビル」が見える。
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 少し前から、あちこちと移動する際などに『芭蕉紀行』(嵐山光三郎著)を読んでいるのだが、近代になって崇高なる詩人としてあがめられた結果、人間性が見えなくなってしまった芭蕉について、その旅のあとを辿ることにより、とらえなおそうというもので、とてもおもしろい。
 松尾芭蕉は俳句を現在の形に完成させた人であるのだが、いわば当時の前衛芸術家であり、特に晩年の「かるみ」の境地である「高く心を悟りて俗に帰す」など、ほとんど今日の「ポップアート」である。
 ある意味では俳句そのものがポップアートであると言えなくもないが…。

 「芭蕉終焉の地」碑の最寄駅である地下鉄御堂筋線の本町駅の壁面は現在、改装工事中だが、まるでジャスパー・ジョーンズなどの作品のようにも見える。
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 松尾芭蕉は息を引き取った翌日、遺骸は近江・義仲寺に運ばれ、遺言に従って木曾義仲の墓の隣に葬られたということで、私も膳所・石山に行くことにしたのだった…。
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by suzu02tadao | 2012-12-16 16:53 | Comments(0)

雑景 <秋から冬へ・・・>

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by suzu02tadao | 2012-12-13 12:59 | Comments(0)

極私的「ちょっと…いいビル west」

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 これは「大阪駅前第2ビル」(1976年)です。こうやって撮るとカッコいいですね…。
 大阪駅前ビルは、大阪市都市開発局による大阪駅前再開発事業により建設され、第1ビルから第4ビルまであって、一時期にはいわゆる箱物ビルの悪しき例として槍玉に挙げられていたのだが、確かに高度経済成長期にできたモダン建築には外観はカッコいいけれど・・・というものが多いのも事実のようだ…。
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 次は「船場センタービル」(1970年)。ビルの屋上には阪神高速道路が通り、全長930mもあるというのに、地図を見ても中央大通りの中に埋没しており、ビルと道路が一体になっているという、とてもユニークでダイナミックな、いかにも大阪的?な建物だが、窓の形状などはやはり、この時期の建築の特徴を表している。
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 これは「船場センタービル」の南側に隣接するビル。起伏のあるコンクリートの窓が特徴で、1950~70年代に建てられたものであろうと思われる。
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 これもまた起伏のあるコンクリートの窓が特徴の別のビルだが、たまたま停まっていたコカ・コーラの車がこの時代を象徴しているようで、うまくマッチングしていた。
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 日本生命の本店ビルは、1938年に北半分が竣工したが、最終的に南半分が竣工し、計画が完成したのは1962年になってからという経歴なので、とりあげてみた…。
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 これはレトロなモダン建築として名高い「船場ビルディング」の隣にあった「田辺三菱製薬淡路町ビル」。全体的に貼られたタイルが特徴で、1ヶ月ほど前まではあったのだが、今はもう解体されてしまったようだ…。
参考:大阪【無名】レトロビルヂング案内
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 最後に、これはビルではないが、この時代にできた地下鉄の駅の壁もやはり、タイル貼りとなっており、この時代の特徴的な表現となっている。
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by suzu02tadao | 2012-12-10 18:47 | Comments(0)

極私的「ちょっと…いいビル east」

 以前、当ブログで「丹平ビル」をとりあげた際、参考としてBMC(ビルマニアカフェ)のサイトを紹介していたのだが、その直後に、BMCによる1950~70年代に建てられたビルを紹介した『いいビルの写真集 west』が発行されていたことを、つい最近になって知って手に入れた。(もちろん、「丹平ビル」もこの本の中では「いいビル20選」のひとつとして紹介されている。)
 私が手に入れたものはすでに再版になっており、値段も2100円と決して安くないにもかかわらず、このような本が売れているということはうれしく思える…。
 BMCのメンバーのほとんどが大阪を拠点にしているため、とりあげられているビルは全て大阪のもので、「west」となっているのだが、私が以前に東京の町をブラブラと歩きながら、ちょっと気になって撮影した1950~70年代と思われる「ちょっと…いいビル」を、ほんのちょっと紹介してみたい。

 日本ビルヂング(1962年)は、東京駅の近くにあるビルで、付近には大物建築家が設計した有名なモダン建築が多くあり、さほど注目もされていないのだが、このスマートな外観はできた当時には最先端を行くものだったと思われ、私はひと目で気に入ってしまった。
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 一番奥に見える、力強い外観が特徴的な「築地電通ビル(旧電通本社ビル)」は、あの丹下健三が最も輝いていた頃の1967年の作品である。この辺りは電通関連のビルが多く、手前右の「電通恒産第2ビル」も角丸の窓がいい味をだしている1967年の建築。
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 これも有名な黒川紀章の「中銀カプセルタワービル」(1972年)。あまり大物建築家の作品はとりあげたくないのだが、やはり特徴的な外観は当時の時代をよく表していると思う。
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 このビルは、確か神田橋の近くにあったものだと思うが、タイルとブロックの組合せがいい感じのビルである。
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 別にどうと云う事はないビルだが、タイルの外装と角丸の窓はこの時代の魅力である特徴をよく表している。
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 最後に番外編として復興小学校である「高輪台小学校」(1935年)をとりあげたい。
 このモダンな外観は、どう見ても戦前のものとは思われない…。

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 次回はつづいて、極私的「ちょっと…いいビル west」としたいと思います…。
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by suzu02tadao | 2012-12-07 17:13 | Comments(0)

難波橋~天神橋(大川界隈)

◇難波橋
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 今の姿の難波橋(なにわばし)が完成したのは、1915(大正4)年で、その後、1975(昭和50)年に大改修が施されたが、『ライオン橋』の愛称の元になったライオン像や市章を組み込んだ高欄など、細部まで凝った装飾は旧来のものが使われており、近代大阪を彩った美しい外観を保っている。
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 橋の上を阪神高速道路環状線が通っているが、周辺には古い商家も残っていて、こんなところにも歴史が感じられる。
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◇天神橋と水上バス「アクアライナー」
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 かつて、この天神橋の近くには片岡・石本建築事務所が設計した「三菱東京UFJ銀行天神橋支店(旧山口銀行北支店)」【1930(昭和5)年頃】があったが、今はもう無くなっている…。
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 天神橋北詰にある菅南福祉会館(旧大阪市立児童文化会館)【1955(昭和30)年】は、なかなかユニークなモダン建築で、残してほしい建物のひとつである。
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 中之島辺りから川沿いに続く公園は紅葉も美しく、「水の都」と云われた大阪の面影を残している…。
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by suzu02tadao | 2012-12-04 15:50 | Comments(2)

大丸心斎橋店

 少し前、なんばに行った際、時間があったので久しぶりに心斎橋からぶらぶら歩いてみたのだが、いやはや大丸百貨店の建物の外観のディテールの面白さに改めて気がついた…。
(※勿論、店内の装飾も素晴らしいのだが…。)
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 云わずと知れたウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964)の名建築だが、ネオ・ゴシック様式を基本にしているだけあって、ヨーロッパの寺院のような壮麗な雰囲気を醸し出している…。
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 御堂筋側エントランスは完璧なアール・デコスタイルの装飾で埋め尽くされている。
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 心斎橋筋側の装飾も魅力的だ。
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 心斎橋筋側エントランスに掲げられた大丸のシンボル、孔雀の装飾。
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 その先にある松竹座。こちらはテラコッタを使用したネオルネッサンス様式の正面玄関のアーチが特徴。
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by suzu02tadao | 2012-12-02 12:10 | Comments(0)