1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
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<   2013年 04月 ( 13 )   > この月の画像一覧

鴻池商店街

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 東大阪市・JR鴻池新田駅の北側に残る昔の公設市場だった「鴻池商店街」。
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 木で組まれた「鴻池商店街」のサインがある看板建築のような入り口のアーチがあたかもタイムトンネルのようで、アーチをくぐって中に入ると、木造アーケードのまさに昭和レトロな異空間だった。
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 昔のままの看板や建具などが、時間に取り残されたようで、とても味があって、独特の不思議な空気が流れていた…。
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 現在、商店は営業しておらず、住居として使用されていて、反対側の入り口は住宅の改築により「商」の字だけが残っていたのが印象的だった。
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 …今日は「昭和の日」でしたね。
 まさに「鴻池商店街」は、<昭和の忘れ形見>と言いたくなるような場所でした…。
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by suzu02tadao | 2013-04-29 12:48 | Comments(6)

昭和ビル

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 前回、昭和初期のポップなデザインを紹介したが、昭和初期といえば、神戸にある「昭和ビル」。
 実はこのビル、南北に細長い建物で、以前にとりあげた乙仲通りに面した北側とその反対の南側がそれぞれ別々の建物をつないだようで、ディテールも場所によってデザインがバラバラなんだけれども、ひとつひとつがけっこうポップで、それがまた魅力で楽しめるんだなぁ…。
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 このビルのデザインは、まさに昭和初期に流行したアール・デコ様式の特徴を表していて、モダンなキュビズムやバウハウスのスタイルがあるかと思うと古代エジプトやアステカ文化のような装飾模様など、古今東西の様々の引用や混合があっておもしろい。
 このように遊び心のあるアール・デコのデザインは、ちょうどポップ・アートが隆盛してきた1960年代に見直されたのだった。
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 シンプルなデザインの北側に対して、装飾でいっぱいのビルの南側。バルコニーも付いていてこっちのほうが正面玄関ぽいですね…。
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by suzu02tadao | 2013-04-26 15:35 | Comments(0)

昭和初期 ポップ・アート

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「タバコのみの歯磨スモカ」の缶をそのままかたどった戦前のPOPチラシ。
キャンベル・スープ缶のように並べてみると、本当にポップでおしゃれなデザイン。
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クロネコヤマトのヤマト運輸の前身であった「大和運輸株式会社」の戦前のPOPチラシ。
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今はもう無い「チキンソース」の戦前のPOPチラシ。
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マッチラベルいろいろ(『JAPANESE MODERN』より)
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あんがい、この当時のほうが、60-70年代よりもポップだったのかも知れない…と思ってしまうのです。
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by suzu02tadao | 2013-04-23 16:10 | Comments(0)

『話の特集』<1966年2月創刊号>

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 横尾忠則現代美術館に行ったのは、少し前に、サブカル・ミニコミ誌の草分けである『話の特集』創刊号を手に入れたからで、表紙を手がけた横尾忠則はこの頃より、その後に続く作風を確立したといってよく、また、この雑誌に参加している他のメンバーもすばらしく、以下、「編集後記」から抜粋してみた。

横尾忠則 グラフィック・デザイナーの中では、最も前進的な仕事をしている。概念的なものと情念的なものとを大胆に融合させ、その中に時々刻々変る現代のイメージを組み立てて行く。本誌の表紙と戯画の中にも十二分にそれが読みとれる。表面的にはアン・ラッキイなムードが漂っているが、内面の充実はすばらしい。二十九才。
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宇野亜喜良 NDC、スタジオ・インフィルを経て現在スタジオReを主宰。幻想の世界を描きながらメタモルフォーズのテーマを一貫して追求している。昭和九年名古屋生れ。
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和田誠 およそ横尾忠則とは正反対な作品を創造する。センスのよさと調和には定評があり、本誌のレイアウトを見ていただけば分るだろう。エスプリに富み、生活面でも良い意味のスタイリストといえる。昭和十一年大阪生れ、独身。
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小松左京 SF界の第一人者。かつて放送関係の仕事をするかたわら漫才の台本をいっぱい書いたという。主著に「日本アパッチ族」がある。文明評論にも独特の視野をもって活動を続けている。
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寺山修司 詩人、歌人として早く世に出た。「血と麦」をはじめ著書は多い。同調過剰を歎く。家出を奨励中。

 他には巻頭のグラビア写真の立木義浩をはじめ篠山紀信、飯山達雄、小川隆之、藤倉明治、菊村到、栗田勇、小中陽太郎、五味康祐、斎藤竜鳳、嵯峨三智子、田中仁、武市好古、長新太、戸川昌子、中薗英助、浜美枝、山根章弘、結城昌治、吉岡康弘、後藤一之、松永謙一、水田秀穂、そして編集長の矢崎泰久。
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 なお、この年の6月にはビートルズが来日して、武道館で日本公演が行われたのだった。その後、エレキだ…サイケだ…ヒッピーだ…フォークだ…という時代に突入していったのだったなぁ…。
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by suzu02tadao | 2013-04-20 12:44 | Comments(0)

横尾忠則 <公開制作>

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 先日、横尾忠則現代美術館のイベントで、横尾忠則による公開制作があった。
 公開制作とはいうものの、いつもの自宅のアトリエにでもいるかのように、全く観客を意識せず、マイペースに制作を続けて、時おり、おもむろに参考図画を幾つかとりだしてきて…
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 何かインスピレーションを得ようとしているのか、じっくりと眺めたり…
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 参考図画を足元に置いてから、また急に絵筆をとると、もくもくと描き進めていました。
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 いやぁ…、横尾忠則さんは今年、もうすぐ、77歳…「喜寿」ですよ。若い!ですねぇ…。
 1960年代からグラフィック・デザイナーとして、そして画家として国際的にも活躍する中で、創作意欲は衰えることなく、まだまだ、未知なる世界に挑み続けているということがよく分かりました。
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 美術館も太っ腹で、もちろん展覧会は有料だけれど、1Fのオープンスタジオでのこのイベントは観覧無料でしかも撮影もOKということもあって、老若男女様々の観客が大勢つめかけていました。ちっちゃい子供を連れた親子も多かったなぁ…(横尾忠則さんはブログで、<大勢の来館、その上美人が多いのには驚いた。僕が神戸にいた時よりもうんと美人が増えた。美人力で描こう!> と言ってますが…)。
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 さて、この横尾忠則現代美術館。元々は旧兵庫県立美術館の西館(1982年竣工)だったもので、1970年竣工の旧兵庫県立美術館(原田の森ギャラリー)同様に、村野藤吾の監修、以前とりあげた光安義光(兵庫県営繕課)設計のモダニズム建築なのでありました。
 私も以前、木下直之氏がここの学芸員だった頃には、わりとよく来ていたのでとても懐かしくもあり、楽しいひと時を過ごすことができました。
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by suzu02tadao | 2013-04-17 11:10 | Comments(0)

通天閣

 新世界といえば、やっぱり通天閣。前回からの続きになるが…、国際劇場から見る通天閣もなかなか味わい深い…。
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 初代通天閣ができたのは1912(明治45)年で、パリのエッフェル塔と凱旋門を模したのだという。
 なお、「通天閣」とは「天に通じる高い建物」という意味で、命名したのは儒学者の藤沢南岳で、南岳先生は小説家の藤沢桓夫の祖父であることはよく知られている。
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 さて、1956(昭和31)年に完成した現在の二代目通天閣。今日ではさほど高い建物ではなくなったこともあって、街並み中で他の建物などと一緒に写っている場合が多く、その辺りが東京タワーやスカイツリーなどとは違うところのように思える。
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 2007年には、どうしたわけか国の登録有形文化財になってしまったが、通天閣は日常のごく普通の生活風景の中にある方が似合っている。
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 ゴチャゴチャとした派手な看板の中で、より一層の強烈な存在感を示せる建物なんて、世界中探しても通天閣以外にはありえないのではないか…。やっぱり、通天閣は世界一!なのだ…と思う。
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by suzu02tadao | 2013-04-14 17:00 | Comments(0)

新世界国際劇場

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 最近では大阪を代表する観光地となり、小さな子供を連れた家族連れも目立つ新世界だが、この「新世界国際劇場」は、1階が海外映画3本立て、地下1階が成人映画3本立ての劇場となっていて、かつての歓楽街だった頃の雰囲気を濃厚に残している…。
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 元々、新世界は1903(明治36)年に開催された第5回内国勧業博覧会の跡地利用として、1912(明治45)年、通天閣及びルナパークの開業によってできた街で、かつて新世界が時代の最先端をゆくモダンな盛り場だった1930(昭和5)年にオープンした「南陽演舞場」という芝居小屋が、1950(昭和25)年にリニューアルされて現在のような映画館になったのだという。
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 なお、この「南陽演舞場」は、さる大金持ちが愛人の踊り子一人のために作ったものだそうで、なんとも当時の大大阪と言われた時代を物語っていて、いい話ではないか…。
 しかも、設計したのは、登録有形文化財でもある三木楽器本店を設計した増田清で、外観のあちこちを見れば、秀逸な近代建築であることがわかる。
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 戦後に建てられた二代目通天閣よりも古いこの劇場は、昔からの新世界の移り変わりを最も多く今に伝えている施設のはずで、酸いも甘いも噛み分けた、これこそが本当の意味での文化遺産ではないのか…と思う。 
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by suzu02tadao | 2013-04-12 11:15 | Comments(2)

CLUB 110 セレクション 「パッケージデザイン」展

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期間:2013年4月1日(月)~5月31日(金)
閉館日:日曜日・祝日(土曜日もオープンしています)
開館時間:AM9:30~PM5:00
入場料:無料

〒550-0005
大阪市西区西本町2-6-11 タイヨービル1階
株式会社クラブコスメチックス文化資料室

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by suzu02tadao | 2013-04-11 12:10 | Comments(0)

海岸通り風景<1950年>

 前回と同じ1950(昭和25)年発行『神戸・六甲(兵庫県郷土グラフ 第3編)』(北尾鐐之助著)の、これは「海岸通り風景」の写真。
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 現在、上の写真と同じ位置で撮影すると、車に轢かれないように注意したとしても歩道橋が写ってしまうので、歩道橋の上から撮影したのだが、「海岸ビル」と「商船三井ビル」は当時のままの姿を保っている。
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 手前にある「海岸ビル」は、以前とりあげた「海岸ビルヂング」を手がけた河合浩蔵の設計で、旧三井物産神戸支店として1918年に竣工。阪神淡路大震災で全壊したが、同じ場所に新しく再建された高層ビルの低層部に旧外壁を再構築したもので、4階建の旧外壁は国の登録有形文化財に登録されている。
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 1階南正面と東側の玄関に取り付けられている、竣工当時から受け継がれてきたクラシックな木製ドアが、とても渋くて味わい深い。
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 「海岸ビル」のドア越しに「商船三井ビル」が見えるのもいい雰囲気だ…。
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 「商船三井ビル」が旧大阪商船神戸支店として竣工したのは1922(大正11)年。
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 設計したのは、綿業会館や大阪ビルヂングなどを手がけた渡辺節(わたなべ せつ、1884-1967)。
 アメリカルネサンス様式で、全体的に曲線を強調したデザイン。ファサードの最上部に半円形のペディメントを置き、石貼りの外壁にはテラコッタで装飾がなされている。
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 細部まで凝った意匠を施していて、よく見ると装飾のモチーフは場所によって違っている。
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 1-2階は大丸インテリア館になっている。
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 建物の裏側に回ると、耐震補強の骨組みがあって、これはこれで、また別の美しさがあった。
 昨年末に完成したらしいが、店舗の外観や内装に特に影響を及ぼさないようにしたため、約1年にわたる困難な工事だったという。
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by suzu02tadao | 2013-04-09 09:30 | Comments(0)

三宮駅プラット・ホーム<1950年>

 1950(昭和25)年発行『神戸・六甲(兵庫県郷土グラフ 第3編)』(北尾鐐之助著)の「三宮駅プラット・ホームから南望」の写真。
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 現在と比較してみると、はるか向こうに見える神戸税関庁舎(1927年竣工、1998年改築)だけが同じように見えている。
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 北側を望むと、当時のプラット・ホームからは布引山など六甲山系の山並が見えていたようだが、もちろん今は、ビルの陰になっていて見えない。
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 『神戸・六甲(兵庫県郷土グラフ 第3編)』の表紙は川西英で、鉄道の高架越しの神戸の街と六甲の山並みの絵になっている。
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by suzu02tadao | 2013-04-08 12:15 | Comments(0)