1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
by 大阪モダン
以前の記事
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
more...
お気に入りブログ
ヴォーリズを訪ねて
近代建築Watch
レトロな建物を訪ねて
Books & Things
最新のコメント
そうですね… 黄葉..
by モダン周遊 at 10:40
こちらの重厚さも良いです..
by 雪だるま at 06:00
普段の屋上テラスは、 ..
by モダン周遊 at 16:03
芝川ビル 雪だるまもこ..
by 雪だるま at 05:53
それほど見栄えのするもの..
by モダン周遊 at 12:46
これは知りませんでした ..
by 雪だるま at 22:45
内部はイケフェスの時に撮..
by モダン周遊 at 06:49
こちら 外観は何度も撮..
by 雪だるま at 05:46
そうなんです 見所が随..
by モダン周遊 at 11:10
元はホテルだったこの建物..
by 雪だるま at 05:56
メモ帳
最新のトラックバック
シャガール、ピカソ、マテ..
from dezire_photo &..
シャガール、ピカソ、マテ..
from dezire_photo &..
マルモッタン・モネ美術館..
from dezire_photo &..
美は幸福を約束するものに..
from dezire_photo &..
【姫路の老舗映画館が消え..
from ジョニー暴れん坊デップの部屋
個性的なビルがいっぱい:..
from 本読みの記録
ライフログ
検索
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


<   2014年 10月 ( 13 )   > この月の画像一覧

小松崎茂と中一弥 <1948年>

c0239137_17173638.jpg
 小松崎茂(1915-2001)と言えば、空想科学や戦記物の緻密なメカイラストで、石ノ森章太郎や松本零士などの名だたる漫画家達に多大な影響を与え、またプラモデルのボックスアートで一世を風靡した画家として知られていますが、ここに紹介する挿絵は、1948(昭和23)年の雑誌『小説文庫』12月号(白鴎社)のものです。
c0239137_1718229.jpg
 ちょうど、この年より子供向けの絵物語ブームが起こり、小松崎茂のSF冒険物語「地球SOS」が大人気となり、その後は空想科学物から「大平原児」・「平原王」等の西部劇物を中心に大活躍する時代が始まるわけですが、まだこの当時はこういった挿絵も手がけていたようです。
 しかしながら、後年おなじみになる「S.Komatuzaki」サインはすでに使われています。
c0239137_17183660.jpg
c0239137_17184647.jpg
 ところで、この小説は19世紀のイギリスやフランスが舞台になっているにもかかわらず、登場人物はすべて日本人という内容のもので、確かに小松崎茂の人物描写は欧米風・無国籍風な風貌が特徴ではあるのですが・・・日本人!?
c0239137_1719798.jpg

 さて、この『小説文庫』には、以前にも取り上げた中一弥の挿絵も載っていました。
c0239137_17194713.jpg
c0239137_17213434.jpg
 ますます油が乗ってきているという感じの表現…ですね。 
c0239137_17225340.jpg

 実はこの本はご覧のとおりの貸本仕様のもので、本当はオリジナルの表紙も小松崎茂が手がけていたようなのですが…
c0239137_17232141.jpg

 裏表紙の広告、「ヤミたばこ」・・・この頃はまだまだ戦後の混乱期だったようですね。
c0239137_17234572.jpg

[PR]
by suzu02tadao | 2014-10-30 17:30 | Comments(0)

時の過ぎゆくままに…〔駒川商店街辺り -2-〕

c0239137_10553483.jpg

時の過ぎゆくままに この身をまかせ
男と女が ただよいながら
もしも二人が 愛せるならば
窓の景色も 変わってゆくだろう


c0239137_10561686.jpg
 駒川商店街辺りの街角も面格子などの昭和レトロなアイテムの宝庫でした。

 時代の流れを映す窓を中心に・・・
c0239137_10565256.jpg
c0239137_1057071.jpg
c0239137_1057916.jpg
c0239137_10571781.jpg
c0239137_10572511.jpg
c0239137_10573422.jpg
c0239137_10574239.jpg
c0239137_10575131.jpg
c0239137_1058885.jpg
c0239137_10581670.jpg
c0239137_10583178.jpg
c0239137_10584152.jpg
c0239137_10593871.jpg
c0239137_10585126.jpg
c0239137_105949.jpg

[PR]
by suzu02tadao | 2014-10-29 11:00 | Comments(0)

大阪マラソン[モダン景]

c0239137_8381593.jpg
c0239137_8382793.jpg
c0239137_8383666.jpg
c0239137_8384423.jpg

[PR]
by suzu02tadao | 2014-10-27 08:40 | Comments(0)

時の過ぎゆくままに…〔駒川商店街辺り -1-〕

c0239137_10582841.jpg

時の過ぎゆくままに この身をまかせ
男と女が ただよいながら
もしも二人が 愛せるならば
窓の景色も 変わってゆくだろう


c0239137_10592156.jpg
 駒川商店街は、以前取り上げた千林商店街や天神橋筋商店街などと共に大阪を代表する商店街の一つで、高度経済成長期に発展してできた商店街です。
 昭和40年代には、ダイエーなどの大型スーパーとの共存で大いに栄えましたが、その後、それらのスーパーも相次いで撤退し、今では、他の商店街と同じように後継者不足や購買層の高齢化などの問題をかかえているようです。
c0239137_10595943.jpg
 もともと昭和初期からあった市場が商店街の始まりとなったとのことで、街角にはそのような時代の流れを表す痕跡が見られます。
c0239137_1103186.jpg
c0239137_1104079.jpg
c0239137_1111376.jpg
c0239137_1112517.jpg
c0239137_1113859.jpg
c0239137_1114923.jpg
 この商店街は、近所の主婦が夕飯の食材を買いにぶらっと来るような地域密着型の商店街で、生鮮食料品や日用品をあつかう店が多いのが特徴です。
c0239137_1121588.jpg
c0239137_1122868.jpg
c0239137_1124059.jpg
c0239137_1143427.jpg
c0239137_1144541.jpg
c0239137_1145577.jpg
c0239137_115527.jpg
 隣接して古墳がある商店街というのも珍しいと思いますが、この「酒君塚古墳」の築造時期は四世紀末です。
 なお、酒君については「日本書紀」の仁徳天皇四三年の条にも登場しているということです。
c0239137_1155377.jpg

[PR]
by suzu02tadao | 2014-10-23 11:10 | Comments(0)

「山のロマンス娘」 松野一夫 畫

c0239137_1111260.jpg

 戦前から戦後に活躍した挿絵画家の作品が満載されていた『愛恋小説名作集』【1940(昭和15)年刊】。その中のひとつ、この「山のロマンス娘」は、挿絵の軽いタッチそのままに、ありきたりなシンデレラ物語といった内容で、宇野千代の代表作とは言えないのですが…
 しかしながら、シンデレラが王子様を婚約者から奪い取るというストーリーになっているところは、やはり、宇野千代らしい作品になっています。
c0239137_11112876.jpg
 この小説は同年、日活が田口哲の監督作品で劇映画として製作され、封切り館は「浅草富士館」と、なかなかいい雰囲気だったのですが、あまりヒットはしなかったようです。
c0239137_11132216.jpg

 松野一夫(1895-1973)といえば、雑誌『新青年』の表紙絵や小栗虫太郎『黒死館殺人事件』の挿絵が代表作ということで、どちらかというとシリアスな作品というイメージがあったのですが、やはり、同時代の挿絵画家と同じように小説の内容に合わせて作風を変えていたことが分かります。

◇小栗虫太郎『黒死館殺人事件』挿絵:1934(昭和9)年
c0239137_11134724.jpg

 さて、松野一夫は次のような作品も手がけています。
 橋本國彦作の行進曲「若人よ」の楽譜ですが、独特の雰囲気を表現しているところは、さすがですね。

◇楽譜「若人よ」表紙:1938(昭和13)年
c0239137_1114388.jpg

[PR]
by suzu02tadao | 2014-10-20 11:20 | Comments(0)

「愛恋小説名作集」の挿絵

c0239137_1523542.jpg
 1940(昭和15)年刊の『愛恋小説名作集』です。(「恋愛」ではなく「愛恋」です…念のため)

 戦前から戦後に活躍した挿絵画家の作品が満載されていたので購入したのですが、この中でも武田麟太郎の「勝負」は短編ながら小説としてもなかなかの作品で、こういう作品を読むと、武田麟太郎は巧いなぁと思います。
 挿絵は、描写力では宮本三郎と双璧と言われた田代光のもので、小説の内容と相まってとても楽しめました。

◇田代光(1913-1996)「勝負」武田麟太郎
c0239137_153193.jpg
c0239137_1532666.jpg

 次に、「藤の咲く頃」濱本浩の挿絵は中一弥です。
 1911(明治44)年1月29日生まれとのことですが、なんと!今もご健在で、御年103歳です!
 1929年、直木三十五『本朝野士縁起』でデビュー以来、『銭形平次捕物控』『夢介千両みやげ』『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』をはじめとする数々の時代小説の名作の挿絵を描いており、吉川英治、野村胡堂、山本周五郎、山手樹一郎、山田風太郎、村上元三、海音寺潮五郎、司馬遼太郎、池波正太郎、有吉佐和子、藤沢周平といった有名作家の作品を手がけていて、今年には吉川英治文化賞も受賞されています。
 また直木賞作家の逢坂剛のお父さんでもあって、出身地は千林商店街にも近い門真市とのこと…

◇中一弥(1911- )「藤の咲く頃」濱本浩
c0239137_1555858.jpg
c0239137_1575832.jpg

 「春の抱擁」は歴史小説で有名な山岡荘八の作品ですが、この当時はこのような現代物も書いていたようです。
 この挿絵もなかなかいいのですが、作者の矢島健三については生年月日など詳細は分かりません。

◇矢島健三 「春の抱擁」山岡荘八
c0239137_1595187.jpg

 この当時は大衆小説と挿絵の黄金時代だけあって、他にもいろいろと楽しめる内容になっています…

◇吉田貫三郎(1909-1945)「幼い薔薇」丹羽文雄
c0239137_15111121.jpg

◇玉井徳太郎(1902-1986)「雪の夜奇談」三上於菟吉
c0239137_1511346.jpg

◇今村恒美(1909-1996)「擬装人妻」戸川貞雄
c0239137_151158100.jpg

◇鴨下晁湖(1890‐1967)「津ノ国屋香以」邦枝完二
c0239137_15154468.jpg

◇布施長春(1904-1946)「雨夜の三味線」大佛次郎
c0239137_1516969.jpg

◇坪内節太郎(1905-1979)「女曲馬師」村松梢風
c0239137_15163332.jpg

◇村上松次郎(1897-1962)「新聞暴風」竹田敏彦
c0239137_15165694.jpg

 さて、宇野千代「山のロマンス娘」の挿絵の作者だけは、ちょっと意外だったので次回に紹介することにします…
[PR]
by suzu02tadao | 2014-10-17 15:20 | Comments(0)

千林商店街かいわい <2>

c0239137_20493064.jpg
 千林商店街は、もともと野崎観音へお参りする人達でにぎわう野崎街道沿いにできた商店街で歴史は古く、第二次世界大戦の空襲も免れたため、周辺には往時の繁栄を示す昭和戦前の立派な家屋が多く残っています。
c0239137_20494728.jpg
c0239137_20495574.jpg
c0239137_2050461.jpg
 京都の町屋でよく見かける「鍾馗さん」もおりました。
c0239137_2050284.jpg
c0239137_20504564.jpg
c0239137_20511955.jpg
c0239137_20513368.jpg
c0239137_20514274.jpg
 「千林商店街振興総合事務所」には地蔵尊がありました…歴史が感じられますね。
c0239137_2052631.jpg
 立派な土蔵も見られます。
c0239137_20515771.jpg
 千林商店街と交差している京街道の商店街にも、「うだつ」のある古い商家が残っています。
c0239137_20521253.jpg
 アーケードの中にも、よく見ると、いくつかの古い構造の店舗も残っています。
c0239137_20534249.jpg
c0239137_20535066.jpg
 昔ながらの長屋構造の店舗の向かいにあった古書店をのぞいてみると・・・
c0239137_20541785.jpg
 なんとなんと、なかなか面白い昭和戦前の本があったので、次回はそれを取り上げてみたいと思います…
[PR]
by suzu02tadao | 2014-10-15 21:00 | Comments(0)

千林商店街かいわい <1>

c0239137_10581131.jpg
 大阪でも1、2を争うほどの活気のある商店街…「千林商店街」にやって来ました。
 見上げると、アーケードが目茶苦茶ダイナミックで、未来的でカッコいいのです!このドーンとした迫力も大阪ならではですね!
 しかしながら、千林商店街を中心にいくつかの商店街が連なっているこのかいわいは、多彩な表情を見せていて、中心地から少し外れた、かつてダイエー千林店があった辺りには、今でも昭和なムードが濃厚に漂っていました…
c0239137_10584996.jpg
c0239137_10585770.jpg
c0239137_1102192.jpg
c0239137_1102989.jpg
 なんと!ショッピングセンターの出入口の脇に、錦鯉が泳いでいる池?がありました…!
 ミステリアスです・・・?
c0239137_1105555.jpg
 やはり、「本通り」から脇道にそれて行くと、昭和レトロでディープな世界が展開されています。
c0239137_1112561.jpg
c0239137_1113483.jpg
c0239137_1114375.jpg
c0239137_1115643.jpg
 かつての繁栄をうかがわせるような、閉店した店舗もいくつか見られます。
c0239137_1122169.jpg
c0239137_1122971.jpg
c0239137_1123844.jpg
 もちろん面格子など昭和レトロなアイテムの宝庫でもありました。
c0239137_113298.jpg
c0239137_1131019.jpg
c0239137_1131924.jpg
c0239137_1132764.jpg

[PR]
by suzu02tadao | 2014-10-14 11:05 | Comments(2)

大阪バウハウス~ 昭和町

c0239137_164655.jpg
 大正末期から昭和初期は、新しい教育運動が盛んになり、自由・創造・個性などを強調した教育振興の時代といわれています。
 1924(大正13)年に竣工した大阪市立工芸高等学校の本館は、ドイツのヴァイマール工芸学校をモデルとして設計されました。
c0239137_16463056.jpg
c0239137_16463845.jpg
 ヴァイマール工芸学校は、後に総合造形教育をめざしたバウハウスに発展しますが、この建物からは新しい時代の造形教育の殿堂づくりをめざした当時の教育関係者の情熱が伝わってくるような気がします。
c0239137_1647115.jpg
c0239137_16471021.jpg
< この学校を見ていると、二十年代の大阪が、パリやベルリンといったモダン都市と敏感に交感しあっていた様子が浮かんでくる。>
「大阪バウハウス」海野弘(『モダン・シティふたたび』)より
c0239137_16475374.jpg
c0239137_1648266.jpg
c0239137_16481039.jpg

 さて、この辺り…「文の里商店街」の近くの昭和町です。
 本格的なサイフォン式のコーヒーが味わえる喫茶店もちゃんとあって、下町ではありますが、やはり、学園街のハイカラな雰囲気も感じられます。
c0239137_16483672.jpg
c0239137_16484349.jpg
c0239137_1648535.jpg
c0239137_1649373.jpg
c0239137_16491254.jpg
 下町ガーデニングも至るところで見られます。
c0239137_16493942.jpg
 「文の里商店街」の先にある昭和町二丁目商店街「あきんど村」です。
 ここにはユニークなポスターは無く、昔ながらの商店街がそのまま残っていました。
c0239137_165025.jpg
c0239137_16501029.jpg
 本当に昭和レトロを堪能できた一日でした…
[PR]
by suzu02tadao | 2014-10-11 16:50 | Comments(2)

文の里商店街

c0239137_1351988.jpg
 以前、兵庫県三木市にある昭和レトロな「ナメラ商店街」を紹介しましたが、大阪にも昭和レトロな商店街はたくさんあるわけで…
c0239137_13514544.jpg
 「文の里商店街」は、後継者不足や大型店進出で存続の危機に立たされる中、活気を取り戻そうと、昨年末に大阪商工会議所と電通が絡んだイベント「ポスター総選挙」を行ない、ユーモアたっぷりのコピーとビジュアルが秀逸なポスターで話題を呼んだ商店街ですが、商店街がある場所はその名も昭和町・・・もう、そのまんま昭和レトロな商店街なのでした。
c0239137_13525347.jpg
c0239137_13534095.jpg
 インパクトのあるポスターも、自然に昭和な店頭になじんでいます…
c0239137_1354368.jpg
c0239137_13541138.jpg
c0239137_13541927.jpg
c0239137_13542820.jpg
c0239137_13543945.jpg
c0239137_13545065.jpg
 ポスターばかりに目が行きがちですが、元々の看板やしつらえなどもなかなかいい感じの店が多いですね。
c0239137_13551592.jpg
c0239137_13552326.jpg
c0239137_13553357.jpg
c0239137_13554560.jpg

街の名前が「文の里」やのに
本屋がつぶれたらあかんやろ-?

c0239137_13562297.jpg
 説得力がありますね…
 「文の里」とは、かつてあった南海平野線の駅名に由来するもので、この付近に学校が多かったところから名づけられたらしいのです。
 そこで、次回はまさに「文ノ里」を象徴する学校を訪ねることにします。
[PR]
by suzu02tadao | 2014-10-08 14:00 | Comments(0)