1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
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<   2016年 08月 ( 11 )   > この月の画像一覧

大廉売! KNICKERBOCKER MAIL ORDER

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 ファッション・イラストに惹かれて手に入れた、1920年代頃と思われる通販カタログの1ページです。
 額装してみたら、思ったとおり、いい感じ…

 ですが、優雅なイラストとは対照的なのが、キャッチコピー!
 そして、もちろん値段も大きく表示されています。

 「Bottom Prices」、つまりは「底値!」。
 この「Bottom Prices」の書体と構成的なレイアウトがめちゃくちゃ決まっていて、「底値!」の意味とは関係なく、お洒落なところがとてもシュールで…
 私は気に入ってます(^_^)
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 どのページも…
 まるで「ジャパネットたかた」のキャッチコピーみたいです!
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 「買うなら、今!」
 もう今では聞けなくなった、たかた社長の声が聞こえてきそうです…
 それにしても、このレイアウト・センスは抜群ですね!
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 このカタログは「KNICKERBOCKER MAIL ORDER CO., INC.(ニッカーボッカー通販株式会社)」のものですが、創業は1914年で、今もこの会社はあるようです。
 
 ところで…
 ニッカーボッカーというと作業ズボンとして知られていますが、元は1600年代半ばに、ニューヨークに移民したオランダ人が履いていたズボンのことで、英語ではオランダ人移民のことをニッカーボッカーと言うようです。

【カタログ表紙】
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by suzu02tadao | 2016-08-29 11:20 | Comments(2)

夏のモダンガール <2>

◆『蔭に憩う山川秀峰(やまかわ しゅうほう)1898-1944

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 1933(昭和8)年の作品。
 浜辺のビーチパラソルの蔭に憩うモダンガールを、洒落た構図で描いていますね…

 昨年の夏に続き、「夏のモダンガール」第二弾です。

 山川秀峰は、伊東深水、寺島紫明と共に、鏑木清方門下の三羽烏と呼ばれ、美人画家として活躍しました。作品の多くは当時の時代模様を写したモダンな美人画で、代表作では『三人の姉妹』 があります。

『三人の姉妹』 1936年 ホノルル美術館蔵
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 この作品は、昨年の「夏のモダンガール」の中で紹介した『婦女』中村大三郎と同様にホノルル美術館蔵のもので、2007年の「大正シック展」で東京都庭園美術館他各地の美術館で展示されました。



◆『女人静像小早川清(こばやかわ きよし)1899-1948

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 1932(昭和7)年の作品。
 小早川清も、鏑木清方の門人の美人画家で、新版画の分野においても活躍しており、「近代時世粧」というシリーズが有名です。


『ほろ酔ひ』近代時世粧 1930年
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 この作品も「大正シック展」で展示されていました。

 この当時、モダンガールを描いた作品は一世を風靡したようですが、現在ではなかなか観ることはむずかしいようです…



【おまけ】
 モダンガールではありませんが、1931(昭和6)年の福田豊四郎の作品です。
 こんな「水辺の夏」はもう見られなくなりました…

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by suzu02tadao | 2016-08-26 12:35 | Comments(0)

夏の法善寺横丁

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 ミナミの中心地にありながら、石畳に打ち水、そして、なんでも叶えてくれる「水掛不動さん」があって、水にちなんだ風情がどこか涼し気で…

 夏が似合うような気がするこの界隈。
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 小さいバケツが三ツ、四ツ備へられて、参詣の女たちは、この水を汲んでは不動明王の尊像を洗ふのである。唐金づくりの明王の尊像は、その全身から台石にかけて、蒼青(まつさを)に苔がついて、それが絶えずそゝがれる洗心水に生え伸びて行く。

 北尾鐐之助『近代大阪』(昭和7年刊)には、上記のように書かれています。
 もともとは、お供えの意味で水を供えていただけだったのが、ある女の人が、お不動様に縋る思いで「願いを叶えて下さい」と水を掛けてから、参拝する人が水を掛けるようになったと言われてますが、昭和の初め頃には既に、今と同じように全身を苔で覆われた「水掛不動さん」になっていたようです。

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 境内は繁華街の中のパワースポット、聖なる気が満ちているようです…
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 極楽小路途中にある、二度の火事の後に置かれたお地蔵様「慈悲地蔵尊」。
 手に持った玉からは滾々と清水が湧き出ていました…
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 どことなく、のどかな横丁の昼下がり…
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 浮世小路を抜けて、道頓堀へ…
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 ちょっと足を伸ばして、「安井道頓・道卜紀功碑」も拝んできました…
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by suzu02tadao | 2016-08-23 11:25 | Comments(2)

夏の祇園白川

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 記念撮影スポットの白川沿い…
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 お定まりのアオサギ。
 このアオサギは撮影慣れしていて、白川の専属モデル?のようです…
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「かにかくに碑」

   かにかくに 祇園はこひし 寐(ぬ)るときも
   枕のしたを 水のながるる
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 昭和30年11月8日、友人たちによる吉井勇の古稀(70歳)の祝いとして建立された「かにかくに碑」。

 発起人には、四世井上八千代、大谷竹次郎、大仏次郎、久保田万太郎、里見敦、志賀直哉、新村出、杉浦治郎右衛門、高橋誠一郎、高山義三、谷崎潤一郎、堂本印衆、中島勝蔵、西山翠嶂、湯川秀樹、和田三造などそうそうたるメンバーが名をつらねていました。
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by suzu02tadao | 2016-08-21 08:30 | Comments(2)

夏の祇園新橋

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 京都といえば祇園。

 その中でも、祇園新橋は祇園発祥の地でもあって、今もなお極めて質の高い、洗練された意匠の茶屋建築が連なっています。

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 最近、景観問題で無電柱化している観光地が増えていますが、意匠や色づかい等がこなれておらず、あまり効果を上げていない所も多く見られます。

 その点で、この通りは無電柱化されてないにもかかわらず、華やかで品の良いたたずまいの町並みが、損なわれていないところはさすがだと思います。

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 簾のかかった町屋と共に、石畳が京都らしさを醸し出しています。
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by suzu02tadao | 2016-08-19 06:44 | Comments(0)

森の古本市

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 世界遺産・下鴨神社の糺の森で、毎年開催される下鴨納涼古本まつり。

  憂き世をば今ぞ別るるとどまらむ
  名をば糺の神にまかせて

 糺の森は太古の自然を遺す森ですが、その情景が平安時代の『源氏物語』の詩歌に詠まれるなど、古くより神秘の森として敬われてきました。
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 ヨーロッパでも、キリスト教が浸透する中世以前には、各地に聖なる森の信仰があったようです。

 森は邪悪なものをはじめとする様々な精霊の住処である一方で聖地でもあって、恐れと神秘の源泉でもあったため、そこから『白雪姫』や『ヘンゼルとグレーテル』などのグリム童話やロビン・フッドの伝説も生まれました。

 世界的にみても、古くから森は神聖な場所だったようです。

 そんな森での古本市も、世界に誇る文化遺産と言ってもいいような気もしますが…
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 森の妖精たち…
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by suzu02tadao | 2016-08-17 11:15 | Comments(2)

異人館ライフ <旧シャープ邸>

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 前回の<旧トーマス邸>は重厚な外観が特徴でしたが、その西側にある「萌黄の館」の名でも知られる軽快なコロニアル様式の建物は、アメリカ合衆国総領事ハンター・シャープの邸宅として、1903(明治36)年に建てられたものです。

 やはり当時の優雅な生活を今に伝えるインテリアは見応えがあって、特に窓辺の意匠はとても凝っています。

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 洒落たデザインの窓から、神戸の市街地が見渡せる2階のベランダが、人気スポットになっているようですが、頷けますね…
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 部屋の窓から隣の「風見鶏の館」が見えるというのも趣きがあります。
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 和風の様式も見られるなど、随所に多国籍でエキゾチックな意匠が贅沢に取り入れられてます。
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 見所の多い建物ですが、私のお気に入りは、なんといってもアールデコ様式を先取りしたかのようなデザインの煙突です。
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by suzu02tadao | 2016-08-14 11:40 | Comments(2)

異人館ライフ <旧トーマス邸>

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 1904(明治37)年に、ドイツ人の貿易商ゴットフリート・トーマスの自邸として建てられた建物は、一般的には「風見鶏の館」として知られています。

 神戸の伝統的建造物群保存地区として整備された北野異人館街。
 そのシンボルとも言える風見鶏と重厚な煉瓦造りの外観がとても有名で観光名所にもなっていますが、当時の優雅な生活を今に伝えるインテリアも見応えがあります。
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 ドイツの伝統様式を基調に、ところどころにアール・ヌーヴォー風の装飾が施された各室内は、アンティーク家具や調度品が空間に映えていて、美しく調和しています…
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 窓から差し込む光が美しい…
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 玄関ポーチの柱頭飾りなど、目立たないところも凝っています。
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by suzu02tadao | 2016-08-11 13:10 | Comments(0)

源八橋西詰のレトロ建築

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 源八橋西詰にあるレトロな建物。
 昔は鍼灸治療院だったようですが、今はタバコ屋さんです。
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 いわゆる看板建築ですが、細部の装飾がとても凝っています…
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 源八橋西詰交差点を挟んで、反対(写真手前)側にも同じような建物がありますが、もともとは信号機の向こう側にある源八橋へと続くゲートの様な形で、シンメトリーに建てられています。
 源八橋ができた昭和初期までは「源八渡」の船着場があって、この辺りは昔から多くの人で賑わっていたようです。
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 この反対側の建物も全く同じ装飾で、なかなかステキな雰囲気です。
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 さて、ここから源八橋を渡って東へ行きます。
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 源八橋を渡ってすぐ北側には、環状線の桜ノ宮駅がありますが、この駅ができた1898(明治31)年当時の橋台の遺構が今も残っています。
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【参考】
 大阪市パノラマ地図(大正13年発行)より
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by suzu02tadao | 2016-08-08 11:05 | Comments(2)

リバーサイドに涼を求めて…

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 前回のリバーサイドビルディングが建つ旧・淀川沿いは、上流の大川と呼ばれる辺りから中之島までは遊歩道や公園があるので、ぶらぶらと散策が楽しめます。
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 江戸時代からあった渡船「源八渡」にちなんで名付けられた源八橋の下からの眺め。この橋が、1936(昭和11)年にできたモダン建築だということがよくわかります。
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 旧・淀川に架かる雰囲気のあるモダン建築の橋は多くありますが、水晶橋もその一つですね。
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 水晶橋は当初、河川浄化を目的とした堂島川の可動堰として、1929(昭和4)年に建設されたもので、昔の絵葉書には「堂島川ダム」として紹介されています。
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 水晶橋の近くで…
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 60年位前の中之島公園の夜景です。
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 約300隻のボートの灯が行き交う光が川面に浮かんでいます。
 ロマンチックですねぇ…

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絵と文:田村孝之介『大阪 我がふるさとの』(1959年)より

 大阪で一番美しい落着いた散歩道といえば誰もが同じ様に中之島、それも淀屋橋界隈から肥後橋へかけての河岸だという。私も大好きなんだが、中々散歩の出来る様な時間的余裕がないので残念だ。

【おまけ】
 土佐堀川に架かる錦橋を調べていたら、wiki.の画像では、今でも朝日ビルが健在でした。
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by suzu02tadao | 2016-08-05 11:01 | Comments(2)