1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
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<   2016年 09月 ( 12 )   > この月の画像一覧

「水木しげる邸跡」今津駅かいわい

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 「ゲゲゲの鬼太郎」などの妖怪漫画でおなじみの水木しげるさん(1922-2015)は、漫画家としてデビューする前の昭和28年から昭和32年まで、阪神今津駅前に住んでいました。

 家の跡地前の街灯には数年前、地元の今津駅前商店街組合が設置した「水木しげる邸跡」の看板がかかっています。
 今はパチンコ屋さんの一角が水木家だったということです。

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 この地で、紙芝居作家として描いた「墓場鬼太郎」が「ゲゲゲの鬼太郎」の前身になったのだそうです。

 また、水木さんは家の窓からの風景も描いており、作品中に昔の商店街の風景が登場することもあるそうです。
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 なんとなく昭和の匂いがするので、その当時の面影を探してみると…


 目玉おやじ!?かと思いましたが、壊れた電灯でした。
 ちょっと風情はありますが…

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 近くを流れる津門川に昭和レトロな橋が架かっていました。

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 昭和31年3月架橋とありますが、水木さんが住んでいた頃ですね…

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 ところで、阪神今津駅は阪急今津線との接続駅なので、私も昔、神戸に住んでいた時、甲子園でのプロ野球観戦の後に、いつもこの駅を乗換で利用していました。
 その当時は、会社帰りに、巨人戦でなければ内野席でも当日券で観戦できました。

 思い出すのは、助っ人のキム・アレンで、なかなか渋くていい選手だったのですが、惜しむらくは長打力がなくて、その後に来たのがランディ・バースでした…
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 閑話休題。
 水木さんは今津に住んでいた当時、本格的に絵を習うため、頻繁に神戸市内まで通っていました。
 次回はその場所を訪ねてみたいと思います。
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by suzu02tadao | 2016-09-29 06:50 | Comments(2)

武庫川駅にて…

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 阪神武庫川駅では、本線の高架下に武庫川線の車両が留置されています。
 2編成体制となる朝と夕方には運用されますが、それ以外の時間にはこの場所に佇んでおり、のどかな風情が感じられます…

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 駅構内から北側を見ると、武庫川線から分岐して本線につながる連絡線の様子がよくわかります。
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 かつては国鉄の西ノ宮駅まで路線が続いていた武庫川線でしたが、現在もレールがあるのは引き上げ線の部分とその先の100m程だけになっています。
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 武庫川線は、武庫川駅を起点に東鳴尾駅、洲先駅、終点の武庫川団地駅と4つの駅しかなく、全長1.7km、所要時間はわずか5分。全線単線で、2両編成の電車がのんびりと往復しています。
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 武庫川に架かる約200メートルの橋の上にホームがある武庫川駅。

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 急行は停車しますが、快速急行や特急は通過して行きます…

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 この駅にも、どこか懐かしい昭和の匂いが心地よく漂っています…

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by suzu02tadao | 2016-09-26 11:20 | Comments(2)

武庫川中市場

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 「武庫川中市場」は阪神武庫川駅の尼崎側の改札を出て、3分程歩いたところにあります。

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 それほど規模は大きくありませんが、やはり尼崎にある杭瀬市場などと同様に、寂れてはいるけれど、どこか懐かしい昭和の匂いが心地よく漂っています…

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 アーケードの向こう側の高架を、阪神電車が通り過ぎて行きました…

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 手前にある古本屋さんは、マニアの間では知る人ぞ知る掘り出し物の宝庫らしいです。

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【おまけ】
 武庫川駅前にある樹齢300年以上とも言われる大楠を祀る楠霊神社もいい雰囲気でした。

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by suzu02tadao | 2016-09-23 08:15 | Comments(2)

モダン・丼池筋

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 大阪・船場の丼池(どぶいけ)筋にある丼池繊維会館です。

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 1922(大正11)年、愛国貯蓄銀行の店舗として建設された建物で、当時「東洋一の商工都市」として近代化が進んでいた大阪におけるモダニズム建築の先駆的な象徴のひとつです。

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 長い歴史の中で幾度も手が加えられて、外観は当初の面影を失くしていましたが、今年の春、当時の装いを再現しつつリノベーションされました。

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 この建物がある辺りは、繊維問屋街だった昔の雰囲気を残しているように思えます…

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 丼池筋ももとは家具商の町であったが、第二次大戦後は繊維の現金問屋の町に変わって来た。繊維一色、全国から集った仕入れ客や発送の荷物でゴッタがえす。北は北海道から南は九州までの問屋、小売り屋までが仕入れにくる。
 丼池にのきをならべる問屋は一一〇社、船場の繊維問屋を総合する連合会加盟の商社は八〇〇社を数えるという。「船場千軒」といわれたのももっともなことだ。

【『写真・大阪案内』1964(昭和39)年刊】
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 大阪で最初にアーケードができたのが丼池筋でしたが、1993年には老朽化により撤廃されていて、今では名称も「丼池ストリート」になっています。

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 この界隈の繁栄の歴史を残す痕跡がところどころに残っています…

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 すぐ近くには国の登録有形文化財の三木楽器本店があります。

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 丼池筋は船場センタービルの7号館と8号館の間を通っています。

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 外観はリニューアルされた船場センタービルですが、内部は昭和な「いいビル」のままです…

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by suzu02tadao | 2016-09-20 12:00 | Comments(2)

大坂城・山里丸

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 慶長二十年(一六一五)五月八日、大坂城主豊臣秀頼とその母淀殿をはじめとする主従約三十名は、落城直後の大坂城内で自刃した。
 その場所については諸説あるが、ここ山里曲輪の一角にあった矢倉の中とする説が有力である。
「豊臣秀頼・淀殿ら自刃の地」石碑より
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 大坂夏の陣で、徳川軍により天守閣が炎上し、秀頼と淀母子は山里丸(山里曲輪)にあった櫓に身をひそめるもそこも包囲されました。
 大野治長は将軍秀忠の娘で秀頼の正室であった千姫の身柄と引き換えに秀頼の助命を嘆願しましたが家康の容れるところとならず、秀頼は淀殿や大野治長らとともに自害しました。
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 大坂城本丸北端部の一段低くなったエリアが山里丸ですが、そこに「豊臣秀頼・淀殿ら自刃の地」の石碑が建てられています。
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 豊臣時代には、山里の風情をかもし出す松林や、桜、藤などの木々がしげり、秀吉の命を受けて千利休が造営した茶室を含む閑静な風情を湛えた一画だったといいます。
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 天正11年(1583)に大坂城の築城を開始した秀吉は翌年1月、天守完成よりも早く、ここで茶室完成の御披露目を行っています。
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 観光コースから外れているこの辺りは、今でも昔の風情を感じさせているようにも思えます…
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 ただし、石碑の近くにある刻印石広場の石が示すように、現在の大坂城の石垣など遺構は全て徳川時代に再建されたものです。
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by suzu02tadao | 2016-09-18 07:00 | Comments(0)

旧第四師団司令部庁舎

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 1931(昭和6)年、昭和天皇即位の記念事業として、大阪市民の寄付金により、大阪城天守閣と共に建てられたこの建物は、当初は陸軍第四師団の司令部庁舎でした。
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 和風の大阪城天守閣に対抗するかのように、ノルマン地方の古城のイメージを取り入れたデザインは細部まで凝っていて見応えがあります。
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 太平洋戦争末期の1945(昭和20)年8月14日に、大阪城周辺はアメリカ陸軍航空軍から集中的な爆撃を受け、城郭も石垣の一部が崩落する等の被害が出ましたが、司令部庁舎は頑丈なつくりであったため大きな被害を受けなかったようです。

 戦後は占領軍が接収、解除後は大阪市警視庁や大阪府警察本部として使用され、1960年から2001年までは大阪市立博物館でした。
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 現在は大阪城公園での観光整備の一環として、レストラン等の複合施設として使用する計画が進められているようです。
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 夏が過ぎ 風あざみ…
 
 兵(つわもの)どもが夢の跡
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 大阪城の外濠から大阪ビジネスパーク周辺には、かつて、アジア最大規模の軍事工場であった大阪砲兵工廠もあったのでした…
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by suzu02tadao | 2016-09-16 12:40 | Comments(2)

住吉かいわい散策 <3>

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 住吉街道と熊野街道が交差している北東角にある有名な味噌屋さん。
 向かいにあるのは現代アート作品…ではなくて、ソフトクリーム屋さん。

 この界隈、古い町並やレトロな看板が残っています…

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 南海本線の住吉大社駅から粉浜駅にかけて、約350メートルのアーケードが続く粉浜商店街も古くからある商店街です。
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 ここから、ドラックストアとして全国展開した「コクミン」や、近畿圏で有名な持ち帰り寿司の「スシマス」などのチェーン店が生まれています。
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 昭和10年創業の「コクミン」は、80年たった今も粉浜商店街に1号店として店を構えています。
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 モダンなアーケード街ですが、昔ながらの下町商店街の店先を思わせる店舗も多いのが特徴です。
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 住吉大社の「初辰まいり」と連携した「はったつ市」の日には、多くの買い物客で賑わうそうです。
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 商店街の傍らには地蔵尊もありました。
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 阪堺線と上町線の2つの路線が通る阪堺電車も、この界隈の風物詩です…
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 特に神ノ木駅は高架の駅のため、この辺りでしか見られない光景があります。
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 南海高野線とも交差していますが、電車同士が交差する瞬間にはなかなか出会えないようです。
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 帰りは、この上町線に乗って天王寺まで…
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 まさに「ちんちん電車」と呼びたくなる、

 レトロな車内からの情景が印象的でした…
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by suzu02tadao | 2016-09-13 11:15 | Comments(2)

住吉かいわい散策 <2>

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 住吉大社といえば、初辰まいりの「招福猫」ですね。

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 初辰まいりの楠珺社(なんくんしゃ)は住吉大社の末社で、毎月、最初の辰の日におまいりするとご利益があるとして、大勢の人で賑わいます。
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 なお、初辰まいりは元々この神社にあった信仰ではなくて、庶民が勝手にはじめて広がった信仰だということで、そういうところは法善寺の「水掛不動さん」とも共通していて、大阪らしいですね。
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 楠珺社は住吉大社の東側の門を入ってすぐの所にあります。
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 住吉大社の境内は典型的な「和様の美」に満ちていて…
 思わずガイジンさんになったような気持ちになって撮影してしまいました。
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 ガイジンさんというと、住吉は日本最古の外交の玄関口でもあって、はるか遠くからシルクロードを経てやってきた珍しい品々が入ってきていました。
 また、遣隋使や遣唐使も住吉大社に参拝して航海の無事を祈ったのだといいます。
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 ディテールに注目してみると、いにしえの飛鳥や天平の調べが聴こえてくるような気がします…
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 全国から奉納された約600基もある石燈籠も有名です。
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 もともとは海上守護の祈願をこめて寄進されたもので、広告塔としての意味合いが強かったといわれています。
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 境内側から見た太鼓橋とも呼ばれる反橋(そりはし)です。
 昔は、この橋のすぐ手前まで波が打ち寄せていたそうです。
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 ところで、
 この反橋も慶長年間に淀殿が奉納したものであったようで、やっぱり、呼び寄せられたような気がします…
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by suzu02tadao | 2016-09-10 11:20 | Comments(2)

住吉かいわい散策 <1>

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 住吉周辺散策マップにも、あまり紹介されていない「ちぎりさん」と地元の人から親しまれている「千切り地蔵」を覗いてみたら…
 奉納されているミニ地蔵さんが、とてもユニークでした!

 この界隈の散策は、まず紀州街道側にある鳥居をくぐって、全国にある住吉神社の総本社の住吉大社からスタートするのがフツーなのですが、あえて、住吉大社の裏側を通る熊野街道沿いから歩いてみると、これが、なかなか面白くて…

 街道を北に向かい、細い路地を東へ入ると、立派な石の大黒様が鎮座しておりました。(石の招き猫もいます…)
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 この土蔵は、江戸時代に精油業で財を成した太田家のもので、天保11年(1840)築とのことです。
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 更に街道を北に歩いてゆくと、宝泉寺の十三仏があります。
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 十三仏は、豊臣秀吉の時代に、今の阪堺電車の神ノ木駅近くにあった巨大な石からつくられたものだそうで、干支の守り本尊の十二仏と釈迦如来が安置されています。
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 馬や牛をつなぐための「駒寄せ」越しに見る宝泉寺。
 街道沿いには古い町家も残っています。
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 聖徳太子が建立して、最澄、空海、法然、親鸞も訪れている一運寺の山門前。
 古い石碑がいい雰囲気です。
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 生根(いくね)神社は、住吉大社よりも古くからこの地に鎮座していたという伝承があるようです。
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 傍らにあった常夜灯。
 享保7年(1723)とあって、やはり歴史を感じます。
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 訪れてみて初めて知ったのですが、本殿は、なんと!前回取り上げた淀殿の寄進だということです…

 呼び寄せられたような気がしないでもない?
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by suzu02tadao | 2016-09-07 11:30 | Comments(0)

淀殿の墓

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 淀殿(茶々)といえば、大河ドラマ「真田丸」でおなじみですが…
 そのお墓が、なんと!大阪の中心部・梅田の街のど真ん中にある太融寺にありました。
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 元和元年(1615)、大坂夏の陣で自害した淀殿の遺骨は、大阪城にほど近い弁天島(現在の大阪ビジネスパークの辺り)に祠を造って埋められたといいます。これが「淀姫神社」ですが、明治10年(1877)、城東練兵場造営にあたり、豊臣家にゆかりの深い太融寺へ移されたのだそうです。
 最初は九輪の塔を造り埋葬していましたが、戦火を受け、現在は六輪塔となっています。

 お墓の手前には、藤見東陽という昭和の漢詩人による「弔碑」が建てられていて、また、向い側には淀殿の経歴を記した石碑があります。

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◇北野恒富「茶々殿」(部分)
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 お墓は境内の北西角の奥にひっそりとあって、隣にはお墓を守るかのように雌神を祀る白龍大社があり、また周囲には水子供養などのお地蔵さんがありました。
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 こんな素朴なお地蔵さんもおりました。
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 お墓に近い西門から見た太融寺です。
 太融寺は、嵯峨源氏の祖で、『源氏物語』の主人公・光源氏の実在モデルの一人といわれる源融ゆかりの寺で、弘法大師が創建したという由緒正しきお寺なのですが…
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 正門です…
 まさに歓楽街のど真ん中に位置しています。
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 周辺の風景です。
 なんとなく、アラーキーになったような気分になれます…
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 太融寺の西側にある円頓寺は、江戸時代には萩の寺として有名だったらしいのですが…
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 歓楽街は太融寺からお初天神(露天神社)のある曽根崎の辺りまで続きます。

 生國魂神社から夕陽丘の辺りも同じようにお寺が歓楽街と共存していて、「なんでやねん」と思うのですが、太融寺もお初天神も縁結びの神様で有名なので、何か関係があるのでしょうか…?
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 お初天神の周辺は、しっとりとした風情があります…
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【参考】
 大阪市パノラマ地図(大正13年発行)より
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by suzu02tadao | 2016-09-05 09:00 | Comments(2)