1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
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<   2017年 06月 ( 9 )   > この月の画像一覧

大阪セルロイド会館

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 大阪セルロイド会館は昭和6(1931)年に建てられ、昭和12(1937)年に増築された建物ですが、国の登録有形文化財に指定されています。
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 まず最初に建てられたのが、角の曲面が円柱になっているこの北館です。
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 その後、南館が増築されましたが、こちらは町屋風の窓と庇が特徴的なデザインで、まったく印象の異なる外観になっています。
 ちなみに設計者は、どちらも大阪府営繕課で多くの公共建築物を手がけた、西田勇(1897-1984)です。
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 建物の東面の中間には、北館と増築された南館を区別する仕切りがありますが、スペイン瓦と2階のアーチ窓は共通で、一体感のある表情をつくりだしています。
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 町屋風の庇にスペイン瓦というミスマッチな組み合わせが独特です…
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 この南館の交差点に面した側がメインの出入口になっていて、正面から見ると、和と洋が奇妙に入り混じった姿は、なんとなく大江ビルヂングに似た雰囲気があります。

 特に3つ並んだ丸窓と庇の下のスリット窓は、ちぐはぐな印象がありました…
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 ところが、内側から見たら…
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 この丸窓が未来的で、いい雰囲気なんだな…これが!
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 スリット窓も、とてもオシャレ~じゃありませんか…!
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 階段を下りてゆくと…窓から差し込む光が美しい!
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 もともと白色だった外壁は、2003年に今の色に塗りなおしたようで、内部も補修されていますが、昔の面影を残しているところもいくつかありました。
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 大阪セルロイド会館のある東成区今里は、かつてセルロイド産業の中心地で、加工場がたくさんあったということです。
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 セルロイドは世界初のプラスチック素材として、様々な製品に使用されましたが、次々に新しい素材が開発される中、徐々に姿を消し、今ではほとんど見ることができなくなりました。

 この建物の一室は昔のセルロイド製品の展示室になっていて、他はセルロイドと関係のある組合や連盟の事務所が入居しているようです。

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 周辺には、昔の下町の面影を残すレトロな家屋が残っていました…

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【おまけ】
 20年位前に手に入れたセルロイドのせっけん箱。
 詳しくは覚えていませんが、確か骨董市で昔の木製の置き薬箱を買った際に、たまたま中に入っていたいろんなガラクタの中の一つだったように思います。なかなかモダンなデザインなので気に入っています(^^)
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by suzu02tadao | 2017-06-24 07:00 | Comments(0)

佐伯米子 <帰りたい風景>

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 水上瀧太郎の小説『倫敦の宿』(昭和10年刊)の装幀は、ちょっと凝ったもので、帙のようなハードカバーの見開きには、まるでヴァン・ドンゲンの作品を思わせる妖艶な女でありながら、どこか清純な雰囲気が漂う、軽妙なスケッチ風の絵があって…

 誰だろうと思ったら、佐伯米子でした。

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 佐伯米子(1903-1972)は早世の天才画家として知られる佐伯祐三の妻で、夫と共にフランスに渡り、ヴラマンクに師事。「アルルのはね橋」がサロン・ドートンヌに入選するなどしましたが、夫・祐三と娘・彌智子がフランスで相次いで亡くなると帰国。
 その後は二科会展に出品し、戦後は、二紀会の同人となり、三岸節子らと女流画家協会を創立して活躍しました。

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 洲之内徹は帰りたい風景 気まぐれ美術館の中で、佐伯米子の絵について次のように述べています。

 とにかくこの数日、私は佐伯さんの絵の爽やかで楽しく、優しい印象で、不思議に安らいだ気持の中にいる。生き返ったような心地である。

 この時の絵は佐伯米子が郷里の吉浦へ帰っていたときに描いたものでしたが…

 また風景の話になって、吉浦の風景だってただ懐かしいばかりじゃない、何か、本物の風景は別にあるのだという気がしてならない、と佐伯さんは言うのだったが、それを聞いて、私は、佐伯さんの風景の懐かしさは、その、眼の前にあるのとはちがう帰りたい風景への懐かしさなんだなと思った。これが佐伯さんの風景なのである。

 佐伯米子は戦後もフランスに渡り、そのときのパリ風景の素描の作品展を洲之内徹の「現代画廊」で開いていますが、昭和28年の雑誌『』6月号にはチュルリー公園の詩人と題して、佐伯米子が絵と文を載せていました。
(以下抜粋…)

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 ふとみると一つの樹蔭げの椅子に老人が、ただ一人ぽつねんと物思いにふけっていました。黒いそまつな服を着たそのおじいさんは詩人でした。
 次の日に私共はオペラにゆこうとして同じ公園の入口の辺で、ばったりまた、昨日のおじいさんにあいました。その時老人は大そううれしそうに、あいさつして、一つの手紙をわたされました。
 いそいでいたので、そのままわかれて、ダルソンヴルや、マルゴ・ホンテーンの出演するオペラに、かけつけました。
 帰りもおそかったので、そのまゝわすれていて、翌日になって、食事中にふとおもい出して、その手紙をとり出して、みましたら、それは日本の女――、私のためにつくって下さった、美しい詩でございました――。


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by suzu02tadao | 2017-06-21 07:00 | Comments(0)

中之島図書館でランチ…

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 中之島図書館の2階にある…
 Smorrebrod kitchen Nakanoshima(スモーブロー キッチン ナカノシマ)。

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 北欧の郷土料理の店とのことで、インテリアも北欧モダンな仕上がりになっていますが、もともとの歴史的建造物としてのベースを活かしているので、とても心地よくて…
 ついつい長居してしまいました。
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 食事を済ませて、外から店を見ると…
 窓から漏れる柔らかな光と窓に映った情景や光が交錯して、ちょっとミステリアス。
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 帰り際、館内を少しブラブラ…
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 廊下を歩くだけで、趣きのある情景が次々と目に映るので、お腹だけでなく目も満足…
 ごちそうさまでした。
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by suzu02tadao | 2017-06-18 07:00 | Comments(2)

杉浦非水 <My favorite works>

「東京劇場・番組」1930(昭和5)年11月
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 先日まで京都の細見美術館で、モダンデザインの先駆者「杉浦非水」の展覧会が開催されていました。
 展覧会では愛媛県美術館が所蔵する非水の作品や関連資料が多数紹介されており、帰宅した後も図録を見ながら、以前に当ブログでも紹介した劇場のパンフなどを取り出してきて眺めていました…

 「東京劇場・番組」の裏表紙の「三越」の広告は、近代的なビル街をモチーフにした先進的なデザインで、以前にも書いたように、非常に小さなスペースではあるものの、非水の優れた表現力・構成力を示す作品になっていますが、「日本橋本店、銀座支店、新宿支店」と店名が記載されているところが、他のパンフの広告とは違っていたので、調べてみると、この年の4月に銀座支店、10月に新宿支店が近代的なビルディングの店舗として新たにオープンしていたので、なるほどと思いました…

「銀座三越 四月十日開店」「新宿三越落成 十月十日開店」のポスター
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 このように、その当時の時代状況に合わせた話題を取り入れながら、けっこう非水自身も楽しんで制作していたように思われます…

 さて、「今日は帝劇、明日は三越」は、帝国劇場が日本初の西洋式の劇場として開設した時に、来場客に無料で配付したこのようなパンフ(プログラム)の三越の広告のキャッチ・フレーズでしたが、大正末から昭和には、帝国劇場も他の劇場と同じように「お買物は三越」になっています…

「帝国劇場・番組」1927(昭和2)年6月【左】、1925(大正14)年11月【中】、1927(昭和2)年12月【右】
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 よく見ると広告のいちばん下に「帝国劇場筋書番組広告一手取扱 杉浦組」とあり、中には電話番号まで記載しているものもあって、さすがに商業デザイナーとしてもなかなか…だったことがうかがえます。

 「三越」の広告やポスターと同じように「東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通」のポスターも代表作ですが、下図は非水をはじめ濱田増治・仲田定之助など、その当時第一線で活躍していたメンバーが編纂した『現代商業美術全集2』に載っていた図版です。
 現存するポスターの多くは退色していて、いちばん手前にいる婦人の服の色がグリーンではなくなっているものがほとんどのようです…
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 『現代商業美術全集2』から、これは非水作のポスター図案。
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 『現代商業美術全集21』から、これは非水作のブックデザイン案。
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 ブックデザインといえば、同じく「鳥」をモチーフにした『現代日本文学全集』は、当時の円本ブームのきっかけになったことで有名で、また、アールデコを代表するデザインでもあって、展覧会にも展示されていました。
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 展覧会にあったものは、正岡子規集だったのですが、それは非水が愛媛県美術館のある松山市の出身だったからで、奥さんが歌人の杉浦翠子というのもうなずけます。
 ところで余談になりますが、この文学全集は古本市の均一台でもたまに見かけるもので、私の所有するものは新興文学集なんですが、掲載メンバーが横光利一・片岡鉄兵・前田河広一郎・葉山嘉樹・岸田國士となっていて…!?
 その後のそれぞれの歩みをみれば、バラバラなんですね…
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 展覧会では『嫁入叢書』も展示されていました。


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by suzu02tadao | 2017-06-15 07:00 | Comments(0)

大阪府立青少年海洋センター

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 岬町・淡輪(たんのわ)にある大阪府立青少年海洋センターは、青少年のレクリエーション活動の場として、1975(昭和50)年に開設した体験学習施設です。

 海に隣接して建てられた施設で、海洋プログラムでは、ヨットやカッターボート、クルーザーなどのマリンスポーツが体験でき、また体育館では各種スポーツが楽しめます。
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 大分以前に潮干狩りで来た時に、まるでカラフル・モダンなルイス・バラガンの作品を思わせるピンク色の外観が気になって、調べてみると…やはり、坂倉建築研究所(西澤文隆)の設計でした。
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 施設全体は船をテーマに設計されているとのことですが、ところどころに展示されている船の部材は、まるで現代アート作品のようです…
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 長大な敷地の中、海に添うように点在する研修棟、体育館、宿泊棟、自炊場などの施設も、それぞれが船のイメージで設計されています。
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 最近では、コスプレ・イベント会場としても使用されているようですが…
 確かにロケーションとしてはいい雰囲気です。
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 大阪の最南端、
 カリブ海を思わせる大阪湾にふさわしい…と思います。
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【おまけ】
 淡輪駅は1925(大正14)年に建てられた洋風木造駅舎。
 屋根の色が赤から黒に変更されてしまったのが、ちょっと残念…
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 ホームから古墳が見える駅というのも珍しいと思います…
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by suzu02tadao | 2017-06-12 07:00 | Comments(0)

深日漁港

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 様々な漁船が係留している深日(ふけ)漁港は、昔から大阪南部の中核漁港として賑わっていたようです。
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 ここの魚市場では午後3時頃になると、出漁したその日に水揚げされた新鮮な魚介類を販売しているとのことです。
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 港の周囲には昔からの漁村の風情が残っています。
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 深日は万葉集などにも登場する歴史ある地域で、近辺には様々の史跡があるようですが、蓮如上人にゆかりのある古寺もありました。
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 集落の中を歩いてい行くと、幾筋もの狭い路地があって迷路のようでした…
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by suzu02tadao | 2017-06-09 15:00 | Comments(0)

深日町駅 <天空の駅>

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 南海電鉄多奈川線の深日町(ふけちょう)駅のホームです。
 前回の深日変電所は、この駅から歩いて10分ほどの所にあります。

 現在は単線の高架駅ですが、反対側には、かつてフェリーの連絡急行電車が走っていた頃には使われていたと思われるホーム跡が残っています。

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 ホーム跡へと続く階段が、なんとなく古代遺跡(マチュピチュ?)のようにも見えて、これはもう「天空の駅」と呼びたくなる独特の雰囲気を醸し出しているではありませんか…

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 高架下にある優美なアーチもいい雰囲気です…
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 更には…
 駅から続く鉄橋が大阪と和歌山を結ぶ国道の上に架かっていて、迫力があります。
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 改札口のある駅舎自体はこじんまりとした無人駅なのですが…

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 駅周辺にはトロピカルな風が吹いていました…

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by suzu02tadao | 2017-06-07 07:00 | Comments(2)

深日変電所

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 南海電鉄の深日(ふけ)変電所は、1911(明治44)年竣工の赤レンガ造りの古風な建物です。

 建物のすぐ脇を南海本線の電車が走っていますが、その昔はこの場所に、1898(明治31)年にできた深日駅があって、現在もプラットホームの跡が残されています。
 深日駅は、前回取り上げた深日港駅などのある多奈川線が開業したことで、駅としての使命が終わったため、1958(昭和33)年に廃止されたのでした。

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 深日変電所は南海本線が電化した時にできたものですが、同時期にできた玉出変電所と同じように、まるで古代ローマ時代のパンテオンか何かのような意匠が施されており、この当時の電気や電力がとてもハイカラだったことがうかがえます…

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【おまけ】
 変電所近くの国道沿いにあった、ボンネット・バスの側面を利用した店の跡。
 いつ頃まで開店していたのでしょうか…?
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by suzu02tadao | 2017-06-04 11:00 | Comments(2)

深日港(ふけこう)

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 深日と書いて「ふけ」と読みます…

 深日は大阪の最南端・岬町にありますが、万葉集・大和物語・続日本記にも登場するというような、古くから知られた地名です。
 もともとの読みは「ふけひ」で、それが「ふけ」に転訛したとのこと。

 かつての深日港はフェリーの発着場でした…
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 1948(昭和23)年、南海電鉄多奈川線の深日港駅は、深日港の完成に合わせて開業。
 同時に淡路航路と四国航路のフェリーが開設され、難波からの連絡急行の運転で、大阪 - 淡路島・徳島間を最短で結ぶメインルートとして賑わいました。
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 しかしながら、1970年代以降は大阪港や神戸港に発着するフェリーや高速船の充実もあって、深日港ルートを利用する旅客は次第に減少し、終には、1998(平成10)年の明石海峡大橋の開通によって旅客や航送車などが激減したため、深日港のフェリーは廃止になったのでした。
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 かつては6両の列車が停車していた当時の面影を残している、深日港駅のホーム。

 今や2両編成の電車が一時間に2本停車するだけです。
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 駅の横手には、かつてのフェリー客用の臨時改札口が、忘れ去られたように当時の姿のままで残っていました。
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 駅前の線路脇に残る、かつては旅館だった建物。
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by suzu02tadao | 2017-06-02 11:00 | Comments(0)