1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
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京都散策<3>

岡崎界隈を中心に…
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京都市美術館本館 :前田健二郎設計、1933年(昭和8年)竣工
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京都会館 :前川國男設計、1960年(昭和35年)開館
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有鄰館 :武田五一設計、1926年(昭和2年)竣工
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ブラブラと歩きながら…
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# by suzu02tadao | 2012-02-27 09:15 | Comments(0)

京都散策<2>

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 京都国立博物館からバスに乗り岡崎へ行く。実は展覧会「中国近代絵画と日本」は近代美術館か市立美術館でやっていると勘違いしていたため、当初から岡崎に行く予定であった。目的は「山崎書店」。ここで、森口多理著「近代美術」と足立源一郎著「人物画を描く人へ」を購入。
 それから京阪三条まで、あちらこちらと寄り道しながらブラブラと歩く。
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いつも、岡崎界隈に行く時に途中で立ち寄る古本屋が「水明洞」。
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 去年の暮、竹久夢二の展覧会の時、ここの店先の100円均一で買ったのが下図の「マチス展パンフレット」1951年(昭和26年)5月~6月 大阪市立美術館。これがなんと、当時の新聞特集記事切抜が17枚も入っていたのだった。
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 切抜の中身は、小磯良平と黒田重太郎と藤井二郎の対談や「私の好きな作品」と題して、竹中郁(詩人)や上田安子(服飾デザイナー)などが寄稿したものなど。
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 この「マチス展」は読売新聞社の主催で、大阪の前に東京でも開催しており、滝口修造も寄稿している。

マチスの「海の動物」に寄す

 かつて野獣派と呼ばれた画家マチス
 あなたはいま海の動物をえがく
 古代文字のような動物たち
 七色のほかに言葉のない動物たち
 太古の暦のなかから歩いてきた
 奇妙な旅人 逆さの旅人たち
 だが今日は地上の旅人たちに
 あなたの画室の扉がひらかれる
 無言の占いをする海をみつめて
 今日と未来の境に立ちつくす
 永い日々に疲れた旅人たちに
 画家マチスの聖なる水族館がひらかれる
 その窓は燃えあがる海藻のうた
 なぜなら地上もまた海だから
 黒い真珠 考える真珠の海だから
 かつて野獣派と呼ばれた画家マチス
 あなたはいま海の動物をえがく
 新しい寓話の作者

(昭和26年4月16日 読売新聞、滝口修造著「今日の美術と明日の美術」より)
 この展覧会は日本で初めてのマチスの大規模な展覧会であり、マチス自らが展示作品を選定したということもあって、当時、相当話題を呼んだものだったらしい。

◇マチス作「室内に立てる裸」1947年
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 マチス翁描きし線もやはらかに 裸婦の熱処(ほと)こそ愛(かな)しかりけれ
  吉井勇
 (昭和26年6月12日 朝日新聞)

◇春のおどり番組 松竹座 (昭和7年)
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 上図は昨年の「みやこめっせ」での古書大即売会にて「水明洞」で購入したもの。
私は「松竹座ニュース」関連のものの多くを「水明洞」で購入していたのだが、ほとんどが、OBP(大阪ビジネスパーク)ツイン21の古書展で購入していたので、長い間、「水明洞」が京都にある店だということを知らなかった。
 ところで、この松竹座パンフレットの作者は明らかに山田伸吉ではなくどうも女性のようだ…?。
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# by suzu02tadao | 2012-02-26 11:58 | Comments(0)

京都散策<1>

【京都国立博物館】「中国近代絵画と日本」
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 昨日は京都国立博物館の展覧会「中国近代絵画と日本」に行ってきました。
私自身、今まであまり知らなかった中国の近現代に活躍した画家、呉昌碩(ごしょうせき)、斉白石(せいはくせき)、高剣父(こうけんぷ)などの作品が、「須磨コレクション」を中心に展示されており、見応えのある展覧会でした。
 現在、平常展示館は、平成25年秋の開館を目指して建替え工事中となっていました。
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◆ロダン作「考える人」
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◆ロダン作「考える人」2005年撮影※背後にあるのが旧平常展示館
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 新平常展示館の設計者はミュージアムショップ及びカフェと同じく谷口吉生氏。谷口氏の作品では、東京国立博物館法隆寺宝物館が素晴らしかったので、新平常展示館も期待しています。
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梅の花が咲き始めていました。
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 建替え工事に伴い、「西門(正門)」も閉鎖されていたので、2005年撮影の「西門(正門)」写真2枚。
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本館(特別展示館)は片山東熊の設計(1895年竣工)、重要文化財。
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「中国近代絵画と日本」ポスター
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# by suzu02tadao | 2012-02-25 12:15 | Comments(0)

大阪府庁本館「正庁の間」 一般公開

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 少し前になるのだが、大阪府庁本館「正庁の間」が一般公開されているので行ってきた。
- 以下、大阪府のホームページより抜粋 -
 大正15年に竣工し、モダニズム建築のさきがけとなるデザインの大阪府庁本館。その中で、5階中央にある「正庁の間」は、 かつて年末年始の行事や人事発令・式典などに使われていた特別な部屋です。
 庁舎が手狭になったことから、近年は執務室等として使用してきましたが、この度、大正時代当時の姿に復元改修を行い、平成24年1月25日(水曜日)から、府民の皆さんや来庁者に公開(週2日)を始めます。


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 見どころは、国内最大級の大きさの天井ステンドグラス、当時の部材のまま復元されたシャンデリア、天井や壁面などの壮麗な室内装飾など。
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 他にも、田村孝之介(夏の道頓堀夜景)、鍋井克之(陽春の中之島)、赤松麟作(夕照の高津神社舞台)、小磯良平(晩秋の御堂筋)などの絵画の展示もあった。また、隣接の時代玩具展示室では、「大阪おもちゃ物語~大正・昭和初期~」と題して府指定有形民俗文化財の貴重なおもちゃコレクションを企画展示しており、けっこう楽しめた。
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 ところで、2階の廊下には須田剋太の作品(司馬遼太郎「街道をゆく」をテーマしたものや抽象画)が数多く展示されていたのだが、この展示の仕方が、まるで小学校で生徒の作品を展示するようなやり方で、もう少しなんとかならないものか・・と思った。確か大阪府庁本館を近代美術館にするという構想もあるようだが、ちょっと先が思いやられます・・・。

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建物としては味わいもあり、階段の表示もおもしろく、ベースとしてはいいんだけれど・・・。
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玄関のレリーフも秀逸です・・・。うまくやれば良い美術館になると思います。
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# by suzu02tadao | 2012-02-21 15:48 | Comments(0)

「弁天座ウィークリー」、「朝日座ニュース」など

◇開場記念 弁天座パンフレット【8/31発行】1929年(昭和4年)
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 1929年(昭和4年)、道頓堀五座のひとつ「弁天座」は松竹の経営に移り、それまで人形浄瑠璃の劇場から洋画を上映する映画館に転向する。
 ちょうど前年の12月3日から、この年の6月17日まで「大阪毎日新聞」に連載された谷崎潤一郎の小説「蓼喰う虫」の中で人形浄瑠璃の観劇の舞台となったのが「弁天座」であった。
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 この昭和初期の頃、「松竹座ニュース」だけでなく、関西の劇場のパンフレットの表紙のデザインは全体的にレベルが高い。
◇弁天座ウィークリー【2/27~3/5】〔道頓堀〕1930年(昭和5年)
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 上記については、KOH_のサインが入っており、もしや?とも思ったが、どうやらあの河野鷹思の作品ではなく、他に KOHZOO YAMANAKA のサインが入っているものがあり、恐らくこちらの人の作品であろう。

◇弁天座ウィークリー【9/14~9/18】〔道頓堀〕1929年(昭和4年)
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 同じく道頓堀五座のひとつ「朝日座」のパンフレット、2点。※「朝日座」は邦画の上映館。
◇朝日座ニュース【10/10~10/16】〔道頓堀〕1931年(昭和6年)
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◇朝日座ニュース【3/13発行】〔道頓堀〕1936年(昭和11年)
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 ついでに京都・新京極の「帝国館」のパンフレット。ねらったのか偶然なのか?アバンギャルドな作品になっている。
◇WEEKLY TEIKOKU【6/1発行】〔日活京都新京極〕1930年(昭和5年)
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 もうひとつ京都・新京極の「帝国館」のチラシ(1927年(昭和2年)。ご覧のように古いセロテープでの補修があり、ボロボロで、数年前にネットオークションで手に入れたものだが、これはデザインも良く、ひょっとしたら作者が大事に保管していたものではないだろうか・・・と思う。
 尚、映画「吉岡大佐」では浦辺粂子さんが主人公の女房役で出演している。
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# by suzu02tadao | 2012-02-20 12:09 | Comments(0)