1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
by 大阪モダン
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
以前の記事
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
more...
お気に入りブログ
ヴォーリズを訪ねて
近代建築Watch
レトロな建物を訪ねて
Books & Things
最新のコメント
古本まつりは16日までや..
by モダン周遊 at 07:17
下鴨の古本祭り こんな..
by 雪だるま at 05:53
ここは、たくさん見どころ..
by モダン周遊 at 10:53
最後の写真の場所 雪だ..
by 雪だるま at 05:53
そうですね… ここは、..
by モダン周遊 at 12:07
こちらは 京都芸術セン..
by 雪だるま at 05:41
以前から撮影しようと思っ..
by モダン周遊 at 11:05
この写真を見せられると ..
by 雪だるま at 05:31
脱藩していた龍馬も、 ..
by モダン周遊 at 12:56
京都市中で レトロな建..
by 雪だるま at 05:53
メモ帳
最新のトラックバック
シャガール、ピカソ、マテ..
from dezire_photo &..
シャガール、ピカソ、マテ..
from dezire_photo &..
マルモッタン・モネ美術館..
from dezire_photo &..
美は幸福を約束するものに..
from dezire_photo &..
【姫路の老舗映画館が消え..
from ジョニー暴れん坊デップの部屋
個性的なビルがいっぱい:..
from 本読みの記録
ライフログ
検索
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


街の紫陽花 <2>

c0239137_10060197.jpg

 「伏見ビル」の玄関を飾る生花、6月は紫陽花でした。

c0239137_14240412.jpg

c0239137_14285044.jpg

 隣の「青山ビル」は今の季節、緑の蔦に覆われます…

c0239137_10054258.jpg

c0239137_10053376.jpg

c0239137_10052300.jpg

 北浜タワーの裏側にある「トキワビル」の周辺も緑が輝いていました…

c0239137_10051463.jpg

c0239137_10050491.jpg

 こちらは「船場ビルディング」の紫陽花。

c0239137_10045540.jpg

 このビルでも吹抜けのある中庭では季節の花や緑が楽しめます…

c0239137_10044760.jpg

c0239137_10043750.jpg

 他にも大阪市内には緑のオアシスがいろいろとありますね…

「難波宮跡公園」
c0239137_10042979.jpg

「藤田邸跡公園」
c0239137_10041981.jpg

[PR]
# by suzu02tadao | 2017-06-29 11:00 | Comments(2)

街の紫陽花 <1>

c0239137_09385836.jpg

 ライオン橋の愛称もある難波橋のライオン像は有名ですが、そこから堺筋を南に少し歩いた今橋1丁目にあるライオン像は、今は解体されて現存しない北浜野村ビルの壁面にあったものです。
 北浜野村ビルは1921(大正10)年に建てられたものですが、海野弘著『モダンシティふたたび』の中で「都市の獣たち」と題して、次のように述べられていました。

 すでに近くの難波橋には獅子像が置かれていたが、一九一五年のこの獅子と一九二一年の北浜野村ビルの獅子では、まったく表現がちがうのである。橋の獅子は、伝統的なスタイルであるが、ビルの獅子は、そばでよく見ると、一九一〇年代にピカソなどによって発見されたキュービズムのスタイルで刻まれていることがわかる。
 二十年代にはメカニックなモダン都市があらわれたのであるが、なぜかアフリカ的なものがはやり、獅子や豹など野性動物のイメージが好まれた。このビルの獅子像は、そのような時代を映しているのである。
 それは、都市文化があまりに発達すると、原始的な世界へのあこがれが強くなるということだろうか。それとも、この現代都市こそ、コンクリートのジャングルであり、野獣がうろついている街だということであろうか。

c0239137_09385041.jpg

 < コンクリートのジャングルであり、野獣がうろついている街 >にも季節はめぐり…
 街のあちらこちらでは紫陽花が咲いています。
c0239137_09383854.jpg

 前回紹介した大阪セルロイド会館にも紫陽花が咲いていました…
c0239137_09382721.jpg

 今もよく見かけるこれらの一般的な紫陽花は、もともと額紫陽花を品種改良してできたものとのこと…

 大阪セルロイド会館の近くにあったレトロな家屋の軒先には、やはり古くからある額紫陽花が似あいますね。
c0239137_09381664.jpg

 こちらはオフィス街の紫陽花…
c0239137_09380114.jpg

[PR]
# by suzu02tadao | 2017-06-27 07:00 | Comments(0)

大阪セルロイド会館

c0239137_08011818.jpg

 大阪セルロイド会館は昭和6(1931)年に建てられ、昭和12(1937)年に増築された建物ですが、国の登録有形文化財に指定されています。
c0239137_08010829.jpg

 まず最初に建てられたのが、角の曲面が円柱になっているこの北館です。
c0239137_08010061.jpg

c0239137_08004308.jpg

 その後、南館が増築されましたが、こちらは町屋風の窓と庇が特徴的なデザインで、まったく印象の異なる外観になっています。
 ちなみに設計者は、どちらも大阪府営繕課で多くの公共建築物を手がけた、西田勇(1897-1984)です。
c0239137_08003711.jpg

 建物の東面の中間には、北館と増築された南館を区別する仕切りがありますが、スペイン瓦と2階のアーチ窓は共通で、一体感のある表情をつくりだしています。
c0239137_08002544.jpg

 町屋風の庇にスペイン瓦というミスマッチな組み合わせが独特です…
c0239137_08001716.jpg

 この南館の交差点に面した側がメインの出入口になっていて、正面から見ると、和と洋が奇妙に入り混じった姿は、なんとなく大江ビルヂングに似た雰囲気があります。

 特に3つ並んだ丸窓と庇の下のスリット窓は、ちぐはぐな印象がありました…
c0239137_08001094.jpg

 ところが、内側から見たら…
c0239137_08000362.jpg

 この丸窓が未来的で、いい雰囲気なんだな…これが!
c0239137_07595527.jpg

 スリット窓も、とてもオシャレ~じゃありませんか…!
c0239137_07594697.jpg

c0239137_07593834.jpg

 階段を下りてゆくと…窓から差し込む光が美しい!
c0239137_07592964.jpg

c0239137_07592221.jpg

 もともと白色だった外壁は、2003年に今の色に塗りなおしたようで、内部も補修されていますが、昔の面影を残しているところもいくつかありました。
c0239137_07591543.jpg

c0239137_07590744.jpg

 大阪セルロイド会館のある東成区今里は、かつてセルロイド産業の中心地で、加工場がたくさんあったということです。
c0239137_07590113.jpg
 セルロイドは世界初のプラスチック素材として、様々な製品に使用されましたが、次々に新しい素材が開発される中、徐々に姿を消し、今ではほとんど見ることができなくなりました。

 この建物の一室は昔のセルロイド製品の展示室になっていて、他はセルロイドと関係のある組合や連盟の事務所が入居しているようです。

c0239137_07585347.jpg
 周辺には、昔の下町の面影を残すレトロな家屋が残っていました…

c0239137_07584676.jpg

c0239137_07583350.jpg

【おまけ】
 20年位前に手に入れたセルロイドのせっけん箱。
 詳しくは覚えていませんが、確か骨董市で昔の木製の置き薬箱を買った際に、たまたま中に入っていたいろんなガラクタの中の一つだったように思います。なかなかモダンなデザインなので気に入っています(^^)
c0239137_07582609.jpg
c0239137_07581281.jpg

[PR]
# by suzu02tadao | 2017-06-24 07:00 | Comments(2)

佐伯米子 <帰りたい風景>

c0239137_15593104.jpg

 水上瀧太郎の小説『倫敦の宿』(昭和10年刊)の装幀は、ちょっと凝ったもので、帙のようなハードカバーの見開きには、まるでヴァン・ドンゲンの作品を思わせる妖艶な女でありながら、どこか清純な雰囲気が漂う、軽妙なスケッチ風の絵があって…

 誰だろうと思ったら、佐伯米子でした。

c0239137_15562017.jpg

 佐伯米子(1903-1972)は早世の天才画家として知られる佐伯祐三の妻で、夫と共にフランスに渡り、ヴラマンクに師事。「アルルのはね橋」がサロン・ドートンヌに入選するなどしましたが、夫・祐三と娘・彌智子がフランスで相次いで亡くなると帰国。
 その後は二科会展に出品し、戦後は、二紀会の同人となり、三岸節子らと女流画家協会を創立して活躍しました。

c0239137_15561236.jpg

c0239137_15560649.jpg

 洲之内徹は帰りたい風景 気まぐれ美術館の中で、佐伯米子の絵について次のように述べています。

 とにかくこの数日、私は佐伯さんの絵の爽やかで楽しく、優しい印象で、不思議に安らいだ気持の中にいる。生き返ったような心地である。

 この時の絵は佐伯米子が郷里の吉浦へ帰っていたときに描いたものでしたが…

 また風景の話になって、吉浦の風景だってただ懐かしいばかりじゃない、何か、本物の風景は別にあるのだという気がしてならない、と佐伯さんは言うのだったが、それを聞いて、私は、佐伯さんの風景の懐かしさは、その、眼の前にあるのとはちがう帰りたい風景への懐かしさなんだなと思った。これが佐伯さんの風景なのである。

 佐伯米子は戦後もフランスに渡り、そのときのパリ風景の素描の作品展を洲之内徹の「現代画廊」で開いていますが、昭和28年の雑誌『』6月号にはチュルリー公園の詩人と題して、佐伯米子が絵と文を載せていました。
(以下抜粋…)

c0239137_16532141.jpg

 ふとみると一つの樹蔭げの椅子に老人が、ただ一人ぽつねんと物思いにふけっていました。黒いそまつな服を着たそのおじいさんは詩人でした。
 次の日に私共はオペラにゆこうとして同じ公園の入口の辺で、ばったりまた、昨日のおじいさんにあいました。その時老人は大そううれしそうに、あいさつして、一つの手紙をわたされました。
 いそいでいたので、そのままわかれて、ダルソンヴルや、マルゴ・ホンテーンの出演するオペラに、かけつけました。
 帰りもおそかったので、そのまゝわすれていて、翌日になって、食事中にふとおもい出して、その手紙をとり出して、みましたら、それは日本の女――、私のためにつくって下さった、美しい詩でございました――。


c0239137_15555374.jpg

[PR]
# by suzu02tadao | 2017-06-21 07:00 | Comments(0)

中之島図書館でランチ…

c0239137_13165167.jpg
 中之島図書館の2階にある…
 Smorrebrod kitchen Nakanoshima(スモーブロー キッチン ナカノシマ)。

c0239137_13164356.jpg

 北欧の郷土料理の店とのことで、インテリアも北欧モダンな仕上がりになっていますが、もともとの歴史的建造物としてのベースを活かしているので、とても心地よくて…
 ついつい長居してしまいました。
c0239137_13163616.jpg


c0239137_13161136.jpg


c0239137_13143429.jpg


c0239137_13143980.jpg

 食事を済ませて、外から店を見ると…
 窓から漏れる柔らかな光と窓に映った情景や光が交錯して、ちょっとミステリアス。
c0239137_13142770.jpg


c0239137_13142081.jpg

 帰り際、館内を少しブラブラ…
c0239137_13141122.jpg


c0239137_13140429.jpg


c0239137_13135701.jpg


c0239137_13135040.jpg


c0239137_13134326.jpg

 廊下を歩くだけで、趣きのある情景が次々と目に映るので、お腹だけでなく目も満足…
 ごちそうさまでした。
c0239137_13133527.jpg

[PR]
# by suzu02tadao | 2017-06-18 07:00 | Comments(2)