1920~30年代を中心に、あれこれと・・・
by 大阪モダン
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「弁天座ウィークリー」、「朝日座ニュース」など

◇開場記念 弁天座パンフレット【8/31発行】1929年(昭和4年)
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 1929年(昭和4年)、道頓堀五座のひとつ「弁天座」は松竹の経営に移り、それまで人形浄瑠璃の劇場から洋画を上映する映画館に転向する。
 ちょうど前年の12月3日から、この年の6月17日まで「大阪毎日新聞」に連載された谷崎潤一郎の小説「蓼喰う虫」の中で人形浄瑠璃の観劇の舞台となったのが「弁天座」であった。
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 この昭和初期の頃、「松竹座ニュース」だけでなく、関西の劇場のパンフレットの表紙のデザインは全体的にレベルが高い。
◇弁天座ウィークリー【2/27~3/5】〔道頓堀〕1930年(昭和5年)
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 上記については、KOH_のサインが入っており、もしや?とも思ったが、どうやらあの河野鷹思の作品ではなく、他に KOHZOO YAMANAKA のサインが入っているものがあり、恐らくこちらの人の作品であろう。

◇弁天座ウィークリー【9/14~9/18】〔道頓堀〕1929年(昭和4年)
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 同じく道頓堀五座のひとつ「朝日座」のパンフレット、2点。※「朝日座」は邦画の上映館。
◇朝日座ニュース【10/10~10/16】〔道頓堀〕1931年(昭和6年)
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◇朝日座ニュース【3/13発行】〔道頓堀〕1936年(昭和11年)
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 ついでに京都・新京極の「帝国館」のパンフレット。ねらったのか偶然なのか?アバンギャルドな作品になっている。
◇WEEKLY TEIKOKU【6/1発行】〔日活京都新京極〕1930年(昭和5年)
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 もうひとつ京都・新京極の「帝国館」のチラシ(1927年(昭和2年)。ご覧のように古いセロテープでの補修があり、ボロボロで、数年前にネットオークションで手に入れたものだが、これはデザインも良く、ひょっとしたら作者が大事に保管していたものではないだろうか・・・と思う。
 尚、映画「吉岡大佐」では浦辺粂子さんが主人公の女房役で出演している。
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by suzu02tadao | 2012-02-20 12:09
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