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1 『婦人画報』1962年6月号![]() 最近では、誰にでも分かり易く、理解され易いデザインが好まれる傾向があるので、とんがったアバンギャルドな雑誌ならともかく、『婦人画報』のようなハイソな雑誌のタイトルをこんな手書き文字にしたなら、それだけでバッシングを受けて、責任者は更迭されるかもしれませんね…? この当時、佐野繁次郎の独特の手書き文字は、ハイソでモダンなライフスタイルの象徴として、銀座のタウン誌『銀座百点』をはじめとする本のタイトルや飲食店などの看板にも使われていました。 ![]() この時代は高度成長期をむかえる中で、新しいモダン・ライフを模索していたと言ってもいいかもしれません。 <数多く見た家の中で、この家が一番私の好みに合っていて好きだ。この位設計した人と住んでいる人の呼吸がよく合っている例も少ないと思う。>とデザイナーの亀倉雄策が紹介しているのは、吉村順三が設計した、画家の脇田和の家です。 ![]() ![]() ![]() また、後に千里ニュータウン等の開発を手がけたRIAが、今日では当たり前になっているLDK空間の家の提案を行っています。 ![]() ![]() ![]() ![]() 他にも、山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』では、柳原良平のイラストと共に当時の雰囲気を伝えています… が、これって、そのまんま『洋酒天国』、アンクルトリスの世界じゃあ~りませんか! 江分利は公園に行って何をするのかというと、ベンチに坐って茫然としてウイスキーのポケット瓶を飲むのである。酒の持ちこみを禁止されている公園ではかくれて飲むのである。終始ニコニコしている。こんなに機嫌のよい江分利を見たことがない。 ![]() ■
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by suzu02tadao
| 2016-04-13 11:15
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